キングダムが好きすぎて。

キングダムが好きすぎるあまり、自分を落ち着かせるためにまとめました。

キングダム 56巻

 *ネタバレあり*

キングダム 56 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

キングダム 56 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

 

いよいよ最終決戦の日、

朱海平原15日目が開戦しました。

 

54巻で起こった鄴の兵糧焼き事件が

55巻で李牧の耳に届いて、

初めて李牧の表情に動きが出た気がします。

 

王翦の出方も気になりますが、

急遽李牧軍横撃の任をまかされた飛信隊、

どこまで突っ込んでいけるか気になる!

 

それでは、あらすじから追っていきたいと思います。

 

 

【あらすじ】

鄴からの伝者より、鄴の食糧が焼き払われ、陥落間近であるとの急報を受けた李牧。

 

鄴城主からは今すぐに朱海平原の戦を解いて鄴へ向かい、桓騎軍を討って欲しいとの要請があるも、

李牧は鄴城主が賢人であることを鑑み、

陥落までの猶予はあと2日あると算段する。

 

2日で鄴に行き桓騎軍を討つためには

この1日で王翦を討つことが必須となり、李牧は急遽攻めに特化した陣形の変更に取り掛かる。

 

李牧は自身が滅多に使わない攻撃布陣を敷き、

王翦軍と真っ向から攻め合う態勢に入る。

 

一方、突然攻撃の陣形へと変化させてきた李牧軍の動きに対し、

王翦もその意図を読み取り全面攻撃の陣形へと移る。

 

王翦軍第3将・田里弥は、

1万を率いて李牧直下兵・共伯(こうはく)1万との攻め合いになるが、

田里弥の戦術は共伯に一切通用せず、むしろ裏目に出続け、苦戦を強いられていた。

 

王翦は、第4将・倉央に李牧兵の戦術に対して探りを入れさせると、

自らは1万の兵を率いて李牧直下兵・雷伯(らいはく)1万の真正面へと前進させた。

 

王翦は、陣形展開もせずにただ前進を続け、正面からぶつかるという単純な攻めを行う。

 

王翦のあまりに単純すぎる攻め方に対し、

周囲は訝しむばかりであったが、

対する雷伯は王翦が李牧の編み出した戦術を見抜いたことに気付く。

 

王翦は、李牧がかつて麃公と戦った一戦から本能型の戦いの仕組みを読み解いて自軍へ叩き込み、

本来自身が持つ知略本能を合わせ持つ軍を作り上げたのだと察していた。

 

王翦はそれをふまえ、

自身も本能型の武将のように感覚的に

軍の戦いでの起こり

を捉え、敵兵の表情や集団の重心などから

その動きを読み取り、雷伯軍へ対応していたのである。

 

雷伯は、このままでは単に五分五分の戦いになってしまうと危惧し、

戦術を使って王翦軍を攻め始める。

しかし王翦はこの雷伯の戦術の起こりを読み解き、雷伯軍の動きに合わせて返し技で対応し続け、雷伯軍を圧倒しつつあった。

 

そのままの勢いで一気に中央を突破してくるかのようにみえた王翦軍だったが、

突然左側の戦場である田里弥軍の方向へと転進し、強引に合流する。

 

この王翦の行動に、李牧をはじめ趙軍は意図を図りかねていたが、

王翦は転進しながらも着実に指示を出し続け、

混戦の中でいつのまにか自軍の陣形をほぼ完成させてしまっていた。

 

王翦が定位置に入れば陣形が完成するというところまで仕上がった時、

王翦は大将の自身自ら前に出て、暗に李牧を誘う。

 

敵味方共に固唾を飲んで状況を見守る中、

李牧も前へ出て、王翦と対峙する。

 

王翦は李牧に対し、

 

鄴は間もなく落ちる。

唯一の趙国の重しとなっている李牧が消えれば、馬鹿な現王の支配下では間違いなく趙は亡びる。

李牧の才覚を生かすためにも、

自分と組み、力を貸すならば

2人で全く新しい最強の国を作ることが出来る。

 

と話し、自分と一緒に来るように誘う。

 

しかし李牧は、

 

あなたは国を亡ぼすことはできても

国を生み出すことはできない人間である

 

と言い、

 

あなたはおそらくこの場にいる誰よりも

愚かな人間だ

 

と言い放つ。

 

そして李牧は

報われるとか報われないなどの話ではなく、

大義

のためにどんな苦境でも全てをかけて戦うのだ、

 

王翦に話す。

 

王翦は、

必ず後悔するぞと言い残し、

李牧を殺せとの号令をかける。

 

この号令により、両軍が一気に乱戦となり、

大将2人はそれぞれ後方に下がるのだった。

 

 

 

 

一方、朱海平原では、王賁が尭雲と対峙していた。

 

王賁は尭雲に受けた傷が完治しておらず、

心臓が止まりかけるほどの満身創痍の体で復帰していた。

 

尭雲は、王賁との対戦前に

中華のうねり

についての話を聞かせる。

 

中華統一に向かう特異な王が現れた今の時代は、

中華のうねりが極限に達し、

一つになるのか、そうでないのか

応えを一度出す方向へ向かっているのだ、

と語り、

王賁へ向かって矛を振り上げる。

 

王賁は尭雲の矛を槍で受けるが、

その重みで馬の脚が折れ、重心が下がったまま自らの槍で尭雲を貫き、

尭雲を討つことに成功。

 

尭雲を討たれ激昂した尭雲兵が王賁を狙うが、そこに追いついた信が割って入り、

王賁を援護した。

 

尭雲は信が現れたことを察し、

死ぬ前に2人へ向けて藺相如からの伝言があると告げる。

 

「お前達が本当に中華を一つにする刃たらんと願うのならば

胸に深く刻んでおけ

何があろうと必ず振り上げた刃は

必ず最後まで振り下ろせ」

 

2人に伝えた後、

尭雲はまもなく息を引き取るのだった。

 

 

 

 

その頃、王翦中央軍と李牧中央軍は

互角の戦いを繰り広げていた。

 

しかし信たち右翼軍が趙左翼を突破した今、

王翦軍に勢いが出始める。

 

王翦軍が李牧本陣まであと少しというところまで迫った時、龐諼が現れる。

 

龐諼は李牧を探していた。

龐諼は、

答え

をもらいに来たと李牧に言う。

 

李牧は

求める答えを今持っているのは

龐諼自身も気づいているはずの

別の人間である、と答え、

今日のこの日が初めて会った刻に

かわした約束を果たす日だ、

と答える。

 

その頃信たちは亜光軍・亜花綿の援軍が入り、勢いが加速し始めていた。

 

対する金毛軍を押し込み、ついに突破した先には、

すぐ眼前に李牧中央軍があった。

 

信たち秦右翼は、李牧中央軍の真横に突き抜けたことにより、

ついに必勝戦略とされる挟撃に成功したのである。

 

 

信たちが李牧中央軍へ急襲をかけていた頃、

押される趙軍の中で

李牧の指示を受けた傅抵は、ある動きを見せていたーーー。

 

 

 

*  *  *

 

 

 

開戦してから15日目、鄴からの報せを聞いてからの李牧に初めて変化が見られました!

 

イナゴ作戦で鄴に国民を集め、どさくさにまぎれて間者を忍ばせておき、

満を持して兵糧を焼き払うことにより

城に押し込まれた国民同士の混乱と暴動を誘い、城を落とす‥‥

 

「列尾を越える時

あの時描いた勝機がようやく形を成して浮かび上がった」

と語った王翦勝機47巻の時点で全部思いついていたなんて‥‥!

 

王翦の言うように、李牧が趙王に謁見して

邯鄲から兵を出してほしいと頼んだ時に

もし趙王が出していたら‥‥

きっと趙は鄴を守れていただろうし、

そもそもそんな王であったならば王翦は踏み込まなかったでしょう。

 

兵を出さないくせに、鄴がもし取られたら李牧を切り刻む上に従者の一党もろとも皆殺しにしてやる、

とのたまった趙王。

本当に、こんなこと言われて李牧が何が何でも負けられない気持ち、理解できます。

自分についてきてくれてるカイネたちをそんな目にあわせる訳にはいかないですよ。

 

 

鄴の兵糧焼き事件の報せ以後、一見冷静さを保っているように見える李牧なのですが、

それ以後確実に変化がみられます。

 

王翦と一対一で話すために対峙したとき、

信たちが趙左翼を突破してきた姿を目にしたとき、

静かに目を閉じて何かを深く考えているかのような表情を見せました。

 

王翦に手を組めと誘われた時、

(まさかの王翦必殺ヘッドハンティング出たーっ!!)

愚王の下ではその才覚も報われず虚しいだけだ、と言う王翦の言葉に、

聞いていたカイネを含めて事実思うところは色々とあったのだと思いますが、

李牧は王翦をきっぱりと否定しました。

 

あなたは国を亡ぼせても、国を生み出すことはできない。

あなたは恐らく誰よりも愚かな人間だ。

 

李牧、結構キツイこと言いました。

 

李牧は報われるとか報われないとかじゃなくて、大義のために全てをかけて戦うのだ

とはっきり答えます。

 

どんな苦境でも全てをかけて戦う」

ってところで、わざわざルビがふってあって強調していたのは、

もしかしたら李牧はもう今が相当ヤバい状況だってことが分かってる、

って意味なのかなぁ。

 

なんか、56巻の李牧は、目の奥に覚悟を感じるのですよ。

 

そして王翦はさんざん言われてあっさり李牧をあきらめ、

「殺せ」

の号令をかけ、一気に乱戦へ。

 

 

そこはひとまず置いといて‥‥

王賁、尭雲を討ち取りましたね。

 

王賁の心臓の「ドググ」音、

止まりかけてる音だったなんて!

王賁がそれを自覚してることに関してはどんだけやねん!って突っ込みたくなりましたが、笑

王賁もひとまずちゃんと報われて良かった。とりあえず、戦が落ち着いたらうちの羌瘣ちゃんにお礼言っとこか。

 

時代を超えて藺相如の伝言を伝えた尭雲が散り、いよいよ佳境です!

 

そんな時に新キャラ出てきましたね。

王翦軍第4将である倉央の女・兼副官の糸凌(しりょう)

 

王翦の攻め方気になるし、尭雲まだ片付いてないし、信たちもどうなったのか気になりまくってるタイミングでいきなり登場してきて

まあまあ長い尺をとっていたので、

他が気になってヤキモキしていたわたしは

この人キライになってしまいました。笑

(でも裏表紙のカラーを見たら、結構美人だった。)

 

余談ですが、かなりの巨体な糸凌さんですが

趙軍が糸凌さんの攻撃を遠目で見て、

なんだあの大男は‥‥とか言った時、

カイネがすかさず

「違う あれは大女だ」

って見抜いていたところ、さりげにウケました。

所作で分かるだろって。笑

さすがカイネ、過去に男の子のフリしていたちび貂を女だと見抜いただけあります。

 

わたしはこういうどうでもいいところ(スミマセン)にキャラの一貫性を出してくる原先生が大好きです。笑

 

 

さて、尭雲を討ち取った後

信たちは李牧中央軍を目掛けて趙軍金毛たちをブチ抜いてゆきます。

段茶大将代理が援軍として送り込んでくれた

亜花錦がかなりいい仕事をしてくれましたね。

亜花錦の段茶へのイジリは

ちょっとだけ騰と録嗚未の関係を思い出しました。

 

いよいよ信が金毛軍を突破して、王翦軍との挟撃の態勢に入ります!

 

これはつまり、信たちが“抜けてくる”ことを見越していた王翦の読みが、

李牧を上回ったということになりますよね!

 

李牧に迫りくる秦軍、いよいよな感じになってきてカイネたちは必死に防衛しますが、

 

李牧から何やら指令をうけたらしい傅抵は

 

「やっぱこえーぞ あの人は」

 

と言ってどこかに向かいます。

 

この傅抵の言葉の意味、めちゃくちゃ気になる!

 

自分が死ぬかも、って覚悟してるし

李牧もその危険を承知で傅抵に頼んだということは‥‥

 

一体なに?!

 

そして龐諼、"答え"を求めて信を探す?!

 

てことは次の巻でもこの戦に決着はつかなそうですが、

本当に気になりすぎて待ちきれない!

 

57巻へ続きます!

 

 

【メモ】

⭕️藺相如の予言。

1つめ:争いにうんざりしている中華は一つになりたがっている。

願わくば一つに。

もしそれが他の国によって成されようとする場合、その敵に出会った時は全てをかけてその敵を殺すべし。

その時背負うもの全てをぶつけて敵を打ち砕くべし。

 

2つめ:中華を統べる刃となる敵を止めることが叶わなかった時、その敵に対しての助言がある。

「中華を一つにする刃たらんと願うのならば

何があろうと振り上げた刃は必ず最後まで振り下ろせ」

 

⭕️段茶大将代理、娘が5人いる。

 

⭕️おまけマンガ「識と礼」

お久しぶりのふたりです。

幽連の死がついにバレて、次の祭が行われることに。

子犬を飼いたい礼、どうなるのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キングダム 55巻

*ネタバレあり*

 

キングダム(55) (ヤングジャンプコミックス)

キングダム(55) (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者:原 泰久
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/08/19
  • メディア: コミック
 

 

 

 

前巻から兵糧が無くなり、

もはや全員が全力でぶち当たるしか無い

朱海平原の戦、

いよいよ大詰めです。

 

ガチの総力戦という流れで54巻からずっと古参メンバーが皆頑張ってます。

だから、今回は14巻や44巻みたいな飛信隊のメンバーの表紙がよかったなぁ‥‥

と趙峩龍を邪魔に思ってしまいました。笑

 

そして分かっていても、やっぱり涙が出ます‥‥!松左!

 

 

 

【あらすじ】   

王賁が討たれた緊急事態の中、秦軍右翼の大将となった信。

亜光軍・玉鳳隊の協力を得て、

飛信隊は趙軍左翼の頭脳を担う趙峩龍を討つため周囲を顧みない強行突破の進撃を続けていた。

 

信が趙峩龍本陣まであと一歩というところまで迫っていた頃、

騎馬隊の背を追う飛信隊歩兵たちは激しい乱戦の中で各隊がばらつき、間延びし始めていた。

 

副長・渕は、

出陣前に貂から救援の際の指示判断の責任を共に任されていた松左と合流し、歩兵陣を仕切り直す必要があると判断。

 

渕は松左を探すが、その頃松左は新人たちの所属する隊が敵に包囲されている状況を見過ごすことが出来ず、救援に向かっていた。

 

松左は小隊を率い、干斗ら新人たちを救出するが、

混戦の中で松左は敵に致命傷を与えられてしまう。

 

その頃、趙峩龍を追う信たちは

趙峩龍の側近・徐肖(じょしょう)と徐林(じょりん)兄弟を送り込まれ、包囲されていた。

弟・徐林を信が討ち取ったことで兄・徐肖が激昂し、周囲は凄まじい乱戦となる。

 

信も深手の傷を負い、包囲はさらに激しくなるが、羌瘣隊・那貴一家が援護に入り、

立て直しをはかる。

 

深手の傷を負った信を見た羌瘣は

信との共闘が出来ない今、包囲網を脱出するだけではその後に繋がらないと判断する。

 

瘣は、包囲している敵衆はすべて趙峩龍の主力部隊だという点に着目する。

自分が主力兵を襲い続けて敵陣を乱していき、その乱れたところを信たちが狙って敵を倒していくようにと指示を出し、

信が止めるのも聞かず次々と精鋭部隊に切り込んで行くのだった。

 

(くさび)となって精鋭兵を襲い続けた羌瘣はついに徐肖をも討ち取り、

飛信隊は包囲を打ち破り乱戦を制することに成功。

 

趙峩龍軍の主力部隊を滅ぼした飛信隊は、

退却した趙峩龍本人が軍の立て直しを図る前に見つけ出して討つため、

索敵を得意とする那貴一家に趙峩龍の捜索を託す。

 

ひと段落つき、信が手当てを行おうとした矢先、すぐ後方にいるはずの崇原歩兵団の隊員から信への呼び出しがかかる。

 

後方では、致命傷を負った松左が仲間たちに囲まれ、横たわっていた。

松左は干斗に愛用していた槍を引き継ぎ、

飛信隊は本当に楽しかったと崇原へ言葉を残し、息を引き取ろうとしていたその時、

信が駆けつける。

 

信が駆けつけたと同時に松左は信の元へと歩き出し、

最期は信の腕の中で息を引き取るのだった。

 

 

 

 

信が本隊へと戻ると、索敵に出ていた那貴一家が趙峩龍の居所を探し当てていた。

信たちはすぐさま出発し、茂みの中へと急襲をかける。

 

信が趙峩龍を目前にしたその時、

趙峩龍は信へと真っ直ぐに向かい、対峙する。

 

信と趙峩龍は一騎討ちでの戦いを始める。

趙峩龍は亡き主・藺相如の遺した言葉を思いながら、全力で信へと襲いかかる。

 

信は趙峩龍の激しい攻撃を一様に受けるも

決して倒れず、

戦友たちと大将軍の夢への思いを矛にかけ、

趙峩龍を見事に打ち破るのだった。

 

 

信が趙峩龍を討ち取った後、

報せを聞いた貂は畳み掛けるように趙左翼で唯一健在な将・馬南慈を狙って横撃を開始。

それに呼応した亜花綿が挟撃する形で動き、

亜光軍も総攻撃を始める。

 

日没まで粘り強く馬南慈兵を討ち続けた結果、

秦軍右翼は趙峩龍軍・馬南慈軍ともに半壊させるまでに至る。

 

こうして14日目が終了し、信たち右翼軍は実質的に勝利を掴んだと言ってもよい戦果を得たのであった。

 

 

 

 

その日の夜。

 

秦軍左翼の楽華隊の野営地で騒ぎが起こっていた。

 

なんと突然現れた龐諼が、楽華隊に急襲をかけたのである。

 

野営地で食事の準備をしていた楽華の一部小隊は龐諼に瞬殺され、瞬く間に全滅。

 

軍議のため席を外していた蒙恬を案じた

副官・胡漸(こぜん)は、

この騒ぎにより蒙恬をこの場に戻すまじと 

瀕死の状態から龐諼へ一刀を入れるも、

龐諼に惨殺されてしまう。

 

 

 

 

翌朝、15日目。

 

夜明けと同時に飛信隊はスピード重視の進撃を開始する。

一刻でも早く趙左翼を突破し、王翦中央軍と共に李牧軍を挟撃するために

早朝から全力で突破を続けていた。

 

その時、信たち右翼の突破を待たずして

王翦中央軍が進軍を開始。

 

挟撃の段取りで戦略を立てていた貂は驚くが、

先に王翦中央軍が李牧軍へ正面からぶつかることで正面に意識が集中する隙を狙い、

飛信隊たち右翼が李牧軍を横撃し、李牧の首をとる作戦へと王翦が変更したことに気づく。

 

李牧は秦軍の戦略がどうであろうと守りに絶対の自信を置き、

兵糧での有利がある自軍の絶対的優勢に

一切の揺らぎを見せなかった。

 

しかし突然、李牧のもとへ伝者より鄴からの急報が入る。

 

急報を聞いた後、李牧軍は陣形を

攻撃の陣

へと変更。

 

陣形の変更を見た王翦は、ひとりほくそ笑むーーー。

 

 

 

*  *  *

 

 

 

ついに、飛信隊古参・副歩兵長の松左が逝ってしまいました‥‥!

 

初期の頃は結構死にまくっていた飛信隊、

(主に龐諼のせいですが)

松左は飛信隊のはじまり、百人隊結成の時から今までずっと生き残っていた

正真正銘の生え抜きメンバーでした。

11(96,97ページ)の飛信隊結成時・伍長メンバー紹介にもしっかりおります()

 

開戦前、貂に「助からないと思うところは助けにいかないで」

って言われていたのに、

干斗たち新人を見捨てることが出来なかった松左。

 

キラキラした目で入隊してきた新人たちが

戦場で成長していくさまを見てきて、

「飛信隊に入ってよかった」

と言ってくれたことが松左は本当に嬉しかったんだと思うし、

 

信とともに見てきた景色が素晴らしくかけがえの無いものだったからこそ、

新人たちに同じ景色を見せてやりたい、

見て欲しいと願ったのでしょう。

 

自分たちのせいで松左を死なせることだけは絶対に嫌だと言って、

命捨ててでも逃がすと言った干斗たちに

超絶ブチ切れた松左。

 

「皆で死地を乗り越えるぞ」

と言って突破口を切り開いた松左はまるであの時の王騎のようで、胸にぐっときました。

 

息絶える前、同じく生え抜きメンバーで歩兵として長く共に闘ってきた崇原へ

信を託すシーンもよかった。

大事な局面だったのにも関わらず、

迷わず駆けつける信もよかった。

 

松左の死が信じられずに、嘘だよなって聞く

田永の涙にも泣いた‥‥

 

松左は干斗の土下座の謝罪にも

うざいな お前は」

ってこんな時まで飄々としていて、

ほんとに松左らしくて少し笑ってしまいましたが、 

 

そんな風にいつも

熱くなりすぎない松左の

最後の新人たちへの叱咤と

最期に信のもとへ歩いていく時の姿が

ものすごく熱くて、

 

ずっと今までいて当たり前の存在だった松左の死にはこみあげてくる思いがありすぎて、

泣けて泣けてしんどかった。

 

‥‥振り返れば、飛信隊の古参キャラの中でも、

松左は独特の存在感があるキャラでした。

 

例えば飛信隊で何かしらモメたりわちゃわちゃした後、結局丸くおさまったりした時。

暑苦しく騒ぎ合う飛信隊メンバーの輪から

ちょっとだけ外れた引きの位置に、いつも松左はいました。

 

そこに松左がいて「やれやれ」みたいな表情を見せてくれることで、

なにも語らずとも

一件落着感を醸し出してくれる存在でした。

 

あと、貂のことを結構構ってて、わりとよく絡んでいましたね。

 

昔我呂が、信と貂の関係は何なのかハッキリしろやと切り込んだ時、

チラチラ羌瘣の表情を伺ったりしているシーンもあって、笑

田有とともになにかと空気の読めるキャラでした。

 

松左がいなくなるのはそういう意味でもキツいし、本当に寂しい。

 

でも、松左の死に場所はここだったんだなぁ。

後進のために犠牲になれる生きざま、

いろんな意味で見習いたいと心から思いました。

 

 

そして松左の思いを受け継いだ信、

趙峩龍といよいよの一騎討ちでしたが

満身創痍の中ついに趙峩龍を討ち取りました!

 

信、趙左翼4ボス中 2人を撃破です!

さすがに尭雲は王賁担当かな?と思いますが

(王賁、羌瘣の秘薬の効果あってか目を覚ましました!)

気が早いけど次の論功行賞が楽しみ。

 

あと今回、大活躍なのは那貴です。

 

瘣と一緒に信たちのピンチに駆けつけ、

茂みの中に退却した趙峩龍の居場所を見つけ出し、

信たちが攻め込んでいる間は敵の逃げ道を塞いで待機して体力温存、

いざ飛信隊が退却する時に退路確保の活躍!!

 

那貴、すごくないですか?!

 

あと信が趙峩龍を倒した後

那貴の

「さすがだな うちらの大将は」

って言葉、

地味に嬉しかった!

 

今回、松左の死も含めてですが、飛信隊のメンバーの絆が深く描かれていた気がします。

 

兵糧の件で後がないこともありますが、皆が一体になって戦っている表現がすごく多くて。

 

まあ貂の14日目の戦略はもはや

死線を越えて戦うこと

だけらしいですからね。

それがとても強調されていました。

 

瘣の無茶な切り込み隊長っぷり、

我呂のサポート、

田有や田永のアップもすごく多かった。

 

598話の、信が趙峩龍に一刀入れるまでの

一連の流れがとても好きでした。

 

馬南慈の足止めをしてくれている亜花綿、

尭雲軍の足止めをしてくれている玉鳳の番陽じィ、

本陣から祈る貂、

それぞれが信を信じていて、

 

瘣が信のところへ敵を行かせないように立ち塞がって頑張り、

無理して羌瘣が落馬したら我呂が助けに入ってくれて、

田永が

「負けんな 信っっ!!」

って叫ぶところの流れ‥‥

 

全員一丸となっている感じですごく熱くなりました。

 

しかしながら趙峩龍を討ち取って、やれやれと思った矢先に‥‥

なんとここでウンザリ龐諼が出現。

 

蒙恬のとこのじィが殺られてしまったのはものすごくショックだったー!!

 

でも胡漸じィが瀕死の状態でほぼ無意識に龐諼に向かって行って、まさかのひと刺しができたのには、何か意味があるのでしょうか。

 

蒙恬を戻らせまいと立ち上がり、そのあと無情に惨殺されてしまった胡漸じィの無念を思うと、切なすぎました。

 

そしていよいよ15日目、決着の日です。

 

夜のうちに龐諼出現の気配を察した羌瘣は、

「お前の危機は私が守る」

と信へ宣言して覚悟を決めた目をしますが、

 

「そういうのはやめろお前

皆で勝つんだ

ちゃんと生き残ってな」

 

と信は真剣な顔で羌瘣に言います。 

「分かったな 羌瘣」

と念押ししてるところも、羌瘣のことよく分かってる。

この子、また無茶しようとしてるってバレたんですね。

信、超カッコよかった。

 

松左を失って、信だけじゃなくもう皆がこれ以上仲間を失いたくないって強く思ってる。

 

瘣にもその思いが伝わって、

無理しないことを素直に約束してくれました。

 

とはいえ、もうこの日は夜明けから全員が全力!!

その上王翦の作戦変更によって

なんと信たちが李牧の首を狙うことに!!

まじかーっ。

 

最後に李牧のもとへ鄴から知らせが来ましたが、

うっかり前巻のことを忘れてましたよ!

兵糧焼き事件のことを!!

 

さすがの李牧も動じたのか、

陣形を変えてきました!

 

それを見て、

計画通りな笑みを浮かべる王翦‥‥!

 

いよいよ次巻で決着となるのでしょうか?

 

56巻へ続きます。 

 

 

【メモ】

⭕️亜光軍大将代理・段茶(だんさ)

追い風となると異様な強さを見せるらしい。

 

⭕️おまけマンガ

「ファルファル伝説」

ちび騰再び!

 

⭕️カバー裏

特になし

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キングダム 54巻

*ネタバレあり* 

キングダム 54 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 54 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者:原 泰久
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/04/19
  • メディア: コミック
 

 

54巻発売日は419日で、

映画公開日と同じ日でした。

 

わたしの住む地方は、去年から単行本の発売日が2日遅れ(引っ越してきた頃は1日遅れだったのに‥)になったのにもかかわらず、

この54巻は映画公開と合わせたのか

発売日に本屋さんに並んでいて、

めちゃくちゃ嬉しかったです。

 

表紙は信と政。

中表紙も政、信、王騎、楊端和、貂がそろった映画記念バージョンな感じ。

 

巻末には原先生の2万字インタビューがあって、読み応えたっぷり。

 

それでは、ひとまず本編のあらすじからです。

 

 

【あらすじ】

開戦より12日目の朝、隊を覚醒させ一気に趙軍左翼を押し込みにかかった信と王賁。

 

2隊の士気の高揚はすさまじく、対する趙軍の頭脳・趙峩龍は一旦後退し、立て直しを図る。

 

兵糧問題での体力の限界値を鑑み、

何としてもこの日中の戦果を得るべくと焦る飛信隊であったが、

趙峩龍が後退したことにより

結果的にその奥に位置する李牧中央軍を押し込むという成果を出せていた。

 

信たちの進撃によって機が熟した王翦中央軍は、満を持して12日間待機させていた無傷の軍を出陣させる。

 

日が落ちる頃には、王翦中央軍は一気に前進し、李牧中央軍に接近。

これは、翌日以降に飛信隊・玉鳳隊が趙左翼を突破すると見越しての進軍であった。

この日の2隊の活躍は、戦局を動かす大きな意味を持つ結果となったのである。

 

そしてその日の夜。

飛信隊ではついに最後の配給が行われる。

 

夜が明け、13日目。

趙軍が早くも動きを見せてくる。

 

趙峩龍が玉鳳隊目掛けて進軍をはじめ、

尭雲の精鋭部隊と岳嬰残党軍が飛信隊のいる位置へと動きを見せ始める。

 

尭雲の動きを注視して警戒していた信たちだったが、

突然尭雲の存在を見失ってしまう。

 

尭雲は、自らの姿を見失わせるために

岳嬰残党軍を助功として飛信隊を襲わせ、

自軍の必殺部隊は岳嬰残党軍の後ろに隠れて

王賁のいる右方向へとすり抜けていたのであった。

尭雲の狙いの本命は、信ではなく王賁だったのである。

 

尭雲の隊が玉鳳隊に接近し、王賁たちがその存在に気付いた頃、尭雲の300ほどの隊は更に数十騎の小隊に分かれ、

尭雲は巧妙に王賁本陣へと近づいていた。

 

尭雲の精鋭部隊と関常隊がぶつかり、壮絶な潰し合いになっていた頃、

とうとう王賁のもとへ尭雲の刃が届く。

 

王賁は尭雲率いる雷雲十槍ら精鋭部隊に囲まれた挙げ句、尭雲自らの攻撃をも喰らい続け、窮地に追い込まれる。

 

王賁は、攻めに転じることができない状況を立て直すために何とか脱出を試みるが、

脱出の途中 王賁を庇った関常が討たれてしまう。

 

瀕死の状態の中、そのまま逃げろと叫ぶ関常だったが、王賁は関常を救出に戻ることを選択。

王賁は決死の一突きで尭雲の右腕を粉砕するが、そのまま振り下ろされた尭雲の刃が届き、落馬してしまう。

 

王賁が討たれた絶望により、一気に士気が下りかける玉鳳隊。

 

しかし、関常の必死の叫びにより戦意を取り戻し、気絶した王賁を連れて脱出を図る。

 

一方趙軍は、尭雲が王賁を討ったことを確認し、趙峩龍が戦術を解除。

そのまま本陣へと下がって行った。

 

こうして13日目は終了する。

 

 

 

 

その夜、王賁が討たれたことを知った信は

玉鳳隊の夜営地へ訪れる。

 

瀕死の王賁を羌瘣に託し、

信は翌日に向けて勝つための軍議を

飛信隊と玉鳳隊合同で行うことを提案する。

 

玉鳳隊副長・番陽は信の提案を受け入れ、

2隊だけではなく亜光軍も交えて全体で話し合える場を設けるべきだと尽力する。

 

番陽の説得により、右翼の首脳陣が信の天幕に集まった。

この刻より、右翼の大将は信となったのである。

 

 

 

 

 

 

同じ日の夜、鄴では大事件が起こっていた。

 

鄴の城内 東西南北にある主要な兵糧庫が、

一夜にして全て焼かれてしまったのである。

 

火を起こしたのは、

前秦軍が数々の小城を落としながら行軍していた際、追い出した城の民に紛れさせて鄴へ送り込んでおいた王翦軍の間者であった。

 

鄴城主は早急に残りの食糧を集計し直し、

朱海平原にいる李牧へと知らせるため鳥を飛ばすーーー。

 

 

 

 

 

 

 

そして開戦14日目。

朱海平原では、早朝から激しい戦いが始まる。

 

兵糧が枯渇し、一刻も無駄にできない秦軍。

この日より信が実質の右翼の将となったことで、軍師の貂は覚悟を決める。

 

極端な攻め偏重の作戦により、各所の局面で死線を越えて戦うことでしか勝ちが見込めないという現実に苦しむ貂。

 

貂は、

今まで飛信隊が決してしてこなかった

助からないと思う仲間は助けに行かない

という戦い方を貫くよう、

騎馬隊の見極めを副長・渕に、

歩兵隊の見極めを松左にと、

現場の中でも視野が広い2人に救援の見極めを下す役割を任せる。

 

そして攻めに関しては、

岳雷・我呂を主とした飛麃、

楚水騎兵団・崇原歩兵団を主とし、

 

馬南慈軍と岳嬰残党軍は亜光軍が、

尭雲軍は玉鳳隊が足止めを請け負い、

 

信は趙左翼の頭脳・趙峩龍を討つため

趙峩龍鉄壁の防陣を強行突破して行く。

 

 

信たち騎馬隊の猛攻が始まった頃、

歩兵隊を率いて加勢に入ろうとしていた松左は、

趙軍に攻め込まれている自軍の小隊を目の当たりにする。

 

明らかな劣勢の状況から救助は絶望的と察した松左は、

苦渋の思いで見過ごそうとするが、

その小隊の中に干斗たち新人がいることを知り、

その足は小隊の乱戦の中へと向かうーーー。

 

 

 

 

 

*  *  *

 

 

 

 

前巻で覚醒した飛信隊と玉鳳隊。 

 

尭雲の目には

かつての秦六将の姿

を彷彿とさせるようでした。

 

そして信たちの活躍で、王翦の本陣がやっと動きます!

 

橑陽と行ったり来たりで半ば忘れていたのですが、

そもそも信たち右翼の役目は

目の前の敵を突破して押し込み、奥にいる李牧中央軍を正面から待機している王翦中央軍とで挟み込んで攻撃することでした。

 

上出来な感じで12日目を終えた信たちでしたが、

対する李牧は兵糧の絶対的有利で余裕をかましております。

 

そして李牧は夜のうちに趙峩龍・尭雲のところへカイネを遣わせて、翌日は本能型同士で相性がいい信ではなく、王賁を狙って潰せと指示します。

 

藺相如亡き後、尭雲が同じように予知夢的なものを見るようになった‥‥

っていう設定は、個人的にはうーん、と思ってしまいました。

 

予言とか予知とか、キングダムにはなんかふんわりしてて抽象的な感じが似合わないというのか‥‥。

 

例えば輪虎と戦った時の信が、

「天の導きとかどうのこうのよりも自分の足で俺は立つ」

的なことを言い放ったりとか、

 

万極の時も、積年の恨みと憎しみと呪いでおかしくなっちゃってる万極に対して、信なりに考えた上で理解を示しつつ

「もう楽になれ」

ととどめを刺してやるところとか、

 

そういう

概念的なものを飛び越える強さ

みたいなものに今まで胸を震わせてきたのです。

なので尭雲たちに関しては何となくむずがゆい思いでした。

 

でも、

世代交代

っていう大きな渦の中の流れを表現するためには必要なのかなと思ったりもします。

 

とはいえ、カイネに対する予言は、めちゃくちゃ気になる!

 

カイネにしてみたら、

李牧への忠義が過ぎるから、李牧死んだ後ワシらのようにならないか心配

みたいなこと言われたらブチ切れるのもうなずけます。

しかも夢な上に「よくは覚えておらぬが」って‥‥

そんな無責任にふんわりしたこと言われても‥‥

 

でも原先生がそんな無意味なフラグを立てる訳がない気がするし、

となると 

この予言の通りになるとしたら

李牧はここで(?)死ぬってことになります。

 

カイネに詰め寄られて、尭雲は

「そうなると断言したわけではない」

とは言ってましたが。

 

わたしは史実を知らないので、李牧は中華統一後もしばらくは死なないものだと思ってました。

死なないというか、秦に趙が獲られた後は

政に仕えないまでも頭脳を貸す、的なスタンスで生き続けるイメージを勝手に持っていて。

 

李牧自身、武力ではなくあくまで知力で戦うという方針でしたし(麻鉱は討ったけど)、

趙が秦に獲られても、趙王はクズですし、李牧は政を認めていて、政に仕えることにはそこまで抵抗が無さそうだと思ってたのです。

 

でも一方では、45巻での政との対面で、中華統一についてハッキリ意見が対立していますからね‥‥。

 

そして同じく45巻の黒羊戦のあと李牧が言っていた、

「桓騎の弱点」

が何かということと、

 

李牧が慶舎に誓った

「私がこの手で仇を討つ」

という言葉、

 

これを無視してこの戦が終わるとも思えないです。

 

ここにきてこれは李牧退場フラグなのか、どうなのか。

 

これからのキングダムの物語に李牧とカイネの2人がいないという想像が全く出来ないわたしは、

尭雲の予知夢の先がすごく気になっていますが、そろそろ答えが出る日も近いのでしょうか。

 

 

 

‥‥ちょっと脱線しすぎてしまいました。

話を戻します。

 

12日目に飛信隊・玉鳳隊の覚醒のおかげで

初めて進軍した王翦本陣でしたが、

なんと王翦、この2隊が覚醒することを読んでいたとか。

 

覚醒することを読むなんて、どんだけの読み師!?

しかもこの覚醒を見越して、あえて王賁を将にしなかったとか‥‥。

 

そして王翦は、9日目に趙軍左翼のボス陣の中で最初に仕留めるべきだったのは、

岳嬰じゃなくて趙峩龍だったとも言っておりました。

 

それは確かにそうだなぁと納得です。

51巻で、

趙左翼の4ボスは横並びだから、

最初に潰すのは最も力の劣る岳嬰だ、

と決めたのは王賁。

亜光将軍が最終的に判断したとはいえ、

岳嬰狙いを言い出したのは王賁でした。

 

実力が横並びとはいえ、頭脳を担う趙峩龍を最初に討たなかったのは確かにミスかも。

 

狙いを定めた内情を知ってか知らずか分かりませんが、

間接的に、王翦アイツ(王賁)はまだまだだ感を感じた気がしました。

 

 

そうそう、最後の配給の場面はよかったですね。古参メンバーたちへ信から豆干を手渡ししていたシーン。

 

わたしは信の初めての伍の長・澤さんがまだ生きていることを定期的に確認しては、ホッとしています。笑

尾平は泣きすぎですが、中鉄がいっつもなんか言ってるの毎回ウケる。

 

ここで信が羌瘣にだけほっぺたに豆干押し付けるいたずらしてて、

このコマ待ち受けにしたいぐらいに萌えました‥‥!

 

 

進みまして、13日目。

李牧の指示により狙われた王賁が尭雲の急襲に遭い、討たれてしまいます。

 

瀕死の王賁のもとに信が羌瘣を連れて行って治療を任せましたが、

瘣の例の魔法の秘薬と蚩尤族独自の気功術の一種のアレですね。

もはやホイミ遣いの羌瘣ちゃん、このままではどんどんチートキャラに‥‥!

 

そして番陽じィの呼びかけのおかげで右翼の首脳陣が信のもとへ集まり、

何と信が右翼の大将に!!

 

王賁の時は意地でも王翦の指示待ちだったのに、亜光のとこの段茶(だんさ)大将代理もよく許してくれたものです。

番陽が必死で説得してくれたようですね。

 

14日目、

信にとって初めての将軍級規模の隊を率いての戦いです。

 

緊張でプルプルしていた貂は

羌瘣に胸をモミモミされて(!)気がほぐれ、決意を新たにします。

ついでに信が調子に乗って羌瘣に殴られる、

というおなじみの夫婦漫才も見られました。

 

そして最後に、松左‥‥。

こちらは明らかなる不吉フラグです。

 

空を仰ぐのとか、背中バーンて描かれるやつはたいてい何かの前兆な気が‥‥()

 

54巻では序盤から松左にスポットが当たっていたので何となく感じるところはありましたが、

ラスト、

やばめな状況の干斗ら新人たちの乱戦を見過ごせずに向かってしまう松左を見て 

悲しい予感しかしないー!

 

一方鄴では、王翦が潜ませていた間者が

鄴城内の食糧を焼き放つという大事件が!!

 

 

55巻へと続きます!

 

 

【メモ】

⭕️王翦軍第3:田里弥(でんりみ)

王翦軍第4:倉央(そうおう)

 

⭕️おまけマンガ

「秘剣のナゾ」

ちび騰、かわいすぎる。

騰のファルファル伝説の幕開けです。

 

⭕️巻末

原先生2万字インタビュー

漫画「キングダム」という偶然、

映画「キングダム」という必然。

 

原先生の生い立ちから現在までがすごく詳しく書かれています。

学生時代から会社勤めの社会人時代を経て

漫画家になり、「キングダム」が映画化されるまで、が丁寧に語られていました。

 

原先生は本当にすごい。

 

社会人になって3年、ある程度苦労も失敗もして、その分野での賞を獲るという結果まで出して、

さらには先輩や上司にも恵まれた環境の中で、

 

「これ以上仕事を続けていると、もう漫画家になることを諦めてしまうと思った」

 

という理由できっぱり退職されたらしいのですが、そんなこと普通はできないです。

 

3年目、おそらく1番仕事の面白さがわかってくる時期です。

苦労した分生み出したうまみを捨てて、築き上げてきた人間関係もリセットして。

 

こういう決断をできる人は、どの道に進んでも結果を残せる人だと思うけれど、

原先生にとって一番結果を出したかった道はこの世界だったんだな。

 

原先生のことを改めて尊敬し、またキングダムの映画を観返す時に思い出して、

わたしは涙してしまうと思います。

必読のインタビューです。

 

⭕️原先生の元上司・永田さんの名前から田永がうまれる。

永田さんは、昔映画監督を目指したことがあるそう。

いま、原先生の活躍を心から喜んでくれていると思います。

 

キングダム 53巻

*ネタバレあり*


キングダム 53 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 53 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム53


&王賁の表紙、なんだか新鮮でよいですね!


今巻では、橑陽の戦いにやっと決着がつきます。


それでは、まずはあらすじから。



【あらすじ】

犬戎軍の執拗な追撃に遭い、孤立してしまった楊端和とバジオウ。


気絶した楊端和を護るため孤立奮闘するバジオウだったが、

その粘りが報われ、シュンメン・タジフら楊端和軍が援護にかけつける。

そして犬戎兄弟の末弟・トアクを仕留めたフィゴ軍も楊端和のもとへ集結する。


それとほぼ同時に、楊端和を追跡していた犬戎王・ロゾの本軍と舜水樹が現れ、

カタリを討った後楊端和を追っていたブネンの軍が合流。

加えてカタリの仇を討たんとブネンを追っていたキタリら壁軍も到着し、

一気に周囲が各軍で埋め尽くされる。

いよいよ橑陽の戦いは決着の刻へと近づいていた。


各族が入り乱れ大混戦となったが、

カタリの妹・キタリはブネンに追いつき、自らの手でブネンの首を討ち取る。


そしてフィゴ軍の王・ダントは犬戎王・ロゾと対峙し、死闘を繰り広げる。

乱戦の中、ダントはロゾの後方で壁が機を図っていることを察し、自らが囮となってロゾの注意を引きつけていた。

壁はロゾがダントに気を取られている隙を狙い、見事ロゾを討ち取る。



一方舜水樹は、楊端和が自らを犠牲にし、犬戎の城から犬戎軍本陣をあぶり出すための囮となっていたことに気づき、

手薄にしてしまった橑陽城に引き返していた。


夜明け前、舜水樹が城に到着すると、

すでに城は山民族が占拠した後であった。


楊端和が出陣前に猿手族に任せていた別働隊が主となり、

さらには追撃される途中散り散りに逃げ分かれた山の民の各族が結集の地である橑陽城へと徐々に集まったことで

楊端和との約束通り日の出までに城を落とすことができたのである。


楊端和は窮地に追い込まれるであろう自らの負担は厭わず、

退却の際仲間には自分の援護には来ず城を目指すようにと命じていたのだった。


楊端和の策に嵌められていたことに舜水樹が気づいた頃、

戦いの勝敗が決した犬戎軍と楊端和軍が共に城に到着する。


舜水樹は犬戎軍とともに城を取り返そうとするが、

王・ロゾを討たれた犬戎軍は楊端和の側につくと宣言。


家族を人質に取られ、圧政を敷かれていた犬戎の者たちは、それを知りながら無視し続ける趙軍に以前から不満を抱いていた。

楊端和は犬戎の者たちが望むのであれば

自分は仲間を支配するのではなく解放者となろうと提案する。

犬戎たちは楊端和の軍門にくだり、その提案を受け入れることを決意。

舜水樹は趙軍を引き連れ、橑陽の地を離れることで決着が着くのだったーーー。





一方、朱海平原では、

信たち属する右翼軍には亜光将軍が討たれた後も王翦からの指示は無く、

将不在のまま10日目の戦いを終えていた。


このままでは軍の士気が保てないと危惧した亜光軍は、

王翦の嫡男であり、亜光軍全兵から望まれている王賁こそが右翼全体の将となるべきであり、

今後の指揮を執ってほしいと懇願する。


しかし、亜光軍から王翦本陣に大将交代の要請の伝令を幾度となく送っても、

王翦の答えは現状維持であった。


落胆する亜光兵を目の当たりにし、

頑なに王賁を将に据えない王翦の判断に対して疑問を持つ信と貂だったが、

王賁本人は王翦の指示に従うだけだと冷静に振る舞う。




その夜、信は玉鳳隊の番陽副長と関常が話し込んでいる場にたまたま遭遇する。


関常は、

今回の王翦の采配は明らかに理屈が通らず、

これはただの父子の確執ではない事態である

と番陽に不満を漏らしていた。


そして、

王翦と王賁が本当の親子ではないという噂が本当なのではないかということ、

そしてその噂を王賁本人が気づいているのではないかということを

番陽に訴えるが、その話を信が聞いてしまう。


関常は咄嗟に自分の発言を否定した上で

信に他言無用を強要するが、

番陽は、予断を許さぬ戦況の中で事情を知る自分たちが死んでしまった時、

王賁の抱えている苦しみを知る者が居なくなってしまうということだけは避けたいと考え、

信に核心を話しはじめる。


王賁が産まれる前の話である。

王賁の母・朱景(しゅけい)は貴族中の貴族の出の姫であり、同様に名家である王家の王翦のもとへ嫁いできた。

しかし朱景には王翦との婚礼の前に好いた男がいたとの噂があり、

結婚からほどなくして身ごもった子ども(王賁)はその男との子なのではないかとの噂が広まった。


その噂の真偽を問おうと周囲が朱景に確認するが、当の朱景はそのことに関して固く口を閉ざしたという。


そして王賁出産の際、朱景は命を落としてしまい、結局真実は闇の中となってしまった。


もしその噂が真実であるのならば、

王賁は王翦の愛する妻の命を奪った赤の他人ということになってしまうのだ、と。





夜が明け、11日目を迎えた信たちだったが、いよいよ右翼の兵糧が底をつき、

飛信隊の予備分を切り詰めてもあと2日分しかないというところまでに追い詰められていた。


対する趙軍は、秦軍に兵糧が残りわずかだと察し、体力も士気も低下するであろう12日目に秦軍の戦力を潰そうと目論んでいた。


11日目が終わり、右翼の亜光軍から王翦本陣へ再三指示を仰ぐ伝令を送るも、王翦がそれに応えることはないままであった。


その日の夜、信のもとへ王賁が訪れる。


王賁は、兵糧の期限がいよいよ残り1日となる以上、

もはや戦術でどうこうできる状況ではない

と信に話す。


打開策はもはや玉鳳隊・飛信隊の2隊がこの一夜で覚醒をし、

明日の開戦までに敵より強くなる以外に勝つ道はないと信へ告げ、立ち去る。

しかし当の王賁ですら、何も思いつかないまま時が過ぎ、夜が明けるのだった。


翌朝、一晩中考えあぐねた信と王賁の2人は、

図らずも同時に自軍の前に立ち、開戦前に隊全体に向かって檄を飛ばす。


百人隊から始まった隊への想いと仲間への想い、自らの夢が込められた檄は兵たちの心を熱く動かし、士気が爆発。


ほぼ同時に覚醒した2隊は、お互いが戦術無視の全軍総攻撃をはじめ、

なんとそのタイミングが見事に重なるという奇跡が起こる。

秦軍主導の進撃により、12日目の戦いが始まるーーー。




*  *  *



46巻から始まった鄴攻めですが、

橑陽10日目、やっとひとつ勝ち星ゲットです!


前巻で端和様が追い詰められ大ピンチとなりましたが、

スーパーナイトなバジオウが守り抜き、仲間たちの援軍が間に合いました。


570話の扉絵のバジオウ、お面がちょっと割れて左目が初披露されています。

切れ長の目が‥‥めっちゃイケメンですやん!


山の民の援軍が来てくれて喜んだのも束の間、一瞬のうちにロゾやら舜水樹やらブネンやらが湧いてきて、

こっちはブネンを追っかけてきたキタリ&壁にフィゴ軍が集まり、

あっという間に大乱戦となりました。


兄を討たれたキタリ、ブネンを瞬殺していたのがスカッとしたー!

ソッコーで右指5本全部と、左手斬り落とされても(速すぎて)キョトンとしてたブネン、

やっと自分の置かれている状況を理解したと思ったら、汗かいてまさか背を向けるとは。


キタリに八つ裂きにされて終わりました‥‥

キタリ、つよ!!


そして絶対無理だと思っていた(ゴメン)壁のロゾ討ちでしたが、

フィゴ王ダントのおかげで見事成し遂げました。

よかったね、壁!


ところで意識なく討ったあの一撃での掛け声が、まさかの信のお株

「ルアア」

だったことに爆笑しました!


壁は信の兄貴分だけど、戦においては出会った頃から信に一目置いていたし、

歳下ながら、元下僕ながらも戦での信には尊敬の念すら抱いていたとは思うのですが、

こういうところで思わぬ影響受けてたの、 何かウケました。笑


でもフィゴ王ダント、端和様の股ばっかり狙っててアホな感じだったけど、

犬戎兄弟のトアクを瞬殺していたし、ロゾとも互角並みにはやりあっていたし、

なかなかの実力者だった。

それとロゾが犬戎の歴史をドヤってた時、


「何百年も前からこんな平地の孤島に留まり続けて新しい道も示さずに王だの祖だのといつまでも自慢してるけど

そんなお前らより外の大山界で覇権争いしながら夢持ってやりあってきた楊端和や自分達の方が強いに決まってる」


的なことをダントが言い返してて、

結構熱い奴だと思いました。

手柄も壁に譲ってくれたし、めちゃいい奴じゃないですか。


そして見事漢(おとこ)を見せた壁でしたが、この一撃のことは意識が飛んでて覚えてなかったのだとか。


とはいえ端和様にも褒められて、壁めっちゃ嬉しそうでした。


端和様も、今回は結構な大ピンチでしたね。

舜水樹に嵌められたと思ってたら実は嵌めてた、ってところが舜水樹ザマァでした。


あと、キタリがブネンを討った後、

犬戎兵が

「このまま逃げたら城にいる家族もろとも殺される」

的なことを叫んでいた姿を端和様が気に留めていたり、

壁がロゾを討った後の犬戎兵たちの不安そうな表情を見逃さずにいたこと、

この辺から端和様は敗者である犬戎の兵たちを受け入れる心積もりでいたのだろうけれど、

結局今まで恐怖で支配されていた犬戎たちも

端和様の仲間となり、

ますます山の民の勢力が拡大することにも繋がったとは‥‥

趙の領土において、これはなかなかの大きな収穫ですね!


そして橑陽を追い出された舜水樹は、

鄴ではなく列尾に向かったとかで、

秦軍が脱出できないように出入り口を封鎖しに行ったらしい。

奴は奴で李牧を信じて鄴が落ちないと確信した上での行動だということでしたが、

このことが後で面倒くさいことにならないといいのですが‥‥。


ところで余談をひとつ。

このあたりでシュンメンが端和様に冗談で

「今 バジオウが静かに息を引きとりました‥‥」

って報告した時、

マジかと思って思わずわたしも「えっ」て声が出てしまったのですが(びっくりした)

嘘だと分かって端和様にブチ切れられボコボコにされたシュンメン、

その後数ページにわたってしれっと端和様の椅子がわりに尻の下に横たわり続けていたのがわたし的にめちゃくちゃツボでした!!笑

(特に108ページと、109ページ最後のコマのアングルとか笑える)



さてさて、鄴攻略のための3手のうちやっとここでひとつの勝ち星があがりましたが、

鄴自体は桓騎の監視のもと、動き無しで兵糧が残り3日分ほど。


そして肝心の朱海平原ですが、亜光将軍が討たれて兵糧も切り詰めてあと2日分。

9日目時点では、3日間で岳嬰・馬南慈・趙峩龍・尭雲を倒して、1日で李牧、1日で鄴に行く予定だったものの、

9日目に岳嬰は討てたけど亜光将軍が討たれてしまい、

10日目と11日目は秦軍の兵糧減り待ちで

趙軍も大きな動きを見せてこず、

あっという間にもはや12日目です。

ごはんも手のひらサイズの豆干(とうかん)のみ‥‥

いよいよ後がない‥‥


焦る貂たち。

王翦からの指示もなく、何も打開策が見いだせなくて絶望しているところに現れた王賁が持ってきた提案(?)

隊の覚醒

でした。


こはちょっとズコー!っとなってしまいましたが(ゴメンナサイ)

それほどどうしようもない状況だということが伝わります‥‥。


あと、長年の間けっこう引っ張られていた

王翦と王賁の確執

に関して、やっと謎が明かされましたね。


あくまで噂とのことでしたが、王賁のお母さん(朱景さん)が元カレの子を身ごもったまま王翦と結婚したのだとか‥‥


でも、朱景さんの表情を見る限り、心外だわーって思ってる感じに見えるので、わたしはよからぬ噂を立てられただけで王賁は普通に王翦との子じゃないのかなと思いました。


後で、かつて朱景さんに信用されていた侍女的な人が出て来て、実は聞かされていた真実!みたいなのを明かしたりしてくれたらいいのだけど。


真実はどうあれ、そもそもあの王翦

王賁の出自を疑っていて、

その上

「愛する妻の命を奪った」

とか殊勝なことを思ってるのであれば、

それはそれで何だか意外な一面だったりもするのです。


そしてもしそう思っているのだとして、

「俺の血を引いてないから任務まかせられん」

とか思うタイプなのかなぁ。

名家だし、血筋が重要なのは当然なのですが、

後継ぎ問題はおいとくとして、戦場において王翦は感情論では動かないだろうと。


蒙恬の実力とかは普通に認めたりしてるし、

敵でも能力があればすぐヘッドハンティングしようとするし、

血筋云々以上に実力重視なタイプだと思うのですよね。


だから王賁に関しては、番陽じィたちが思っているような理由ではなくて、

王翦的には何か別の理由があるんじゃないのかなぁと思ったりしてます。


自分の国をつくりたがっている危険人物」としてキングダムに登場した王翦でしたが、なにかその理由というか、その背景とこのあたりの事情がからんでいるのかもしれませんね。

その辺も、今後の展開を見守っていきたいと思います。


さて、次巻は士気が大爆発した飛信隊と玉鳳隊がどう出るのか?


54巻へ続きます!




【メモ】

⭕️壁、メラ族たちから「ヘキショウグン」と讃えられる。


⭕️尾平、三什長になってた。


⭕️おまけマンガ

「橑陽 宴の続き」


端和様の股をめぐり、壁が大損するお話です。笑

ダント、アホでかわいいな。


⭕️カバー裏

表紙側:タジフ・バジオウ・シュンメンのお面

裏表紙側:泡を吹いて気絶する壁





キングダム 52巻

*ネタバレあり*


キングダム 52 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 52 (ヤングジャンプコミックス)


52巻の表紙は端和様&バジオウ。

端和様、表紙のご登場多いですね。

今回は、単行本の帯のコピーが

「橑陽は修羅の刻

な通り、

橑陽メインで1冊丸1日の戦いです!


あらすじから追っていきたいと思います。



【あらすじ】

馬南慈との一騎討ちの最中、虞寧を突破してきた尭雲に挟み込まれた亜光将軍。


21の劣勢となりながらも激しい討ち合いを続けるが、剛将2人に挟まれ容赦なく浴びせられる攻撃を防ぎきれない亜光将軍には限界が近づいていた。


馬南慈に強烈な一撃を喰らい、意識が尽きかけたその時、

間一髪で援護に来た亜花錦が落馬した亜光将軍を受け止め、そのまま脱出を試みる。


その頃、亜光将軍の危機を知らせる急報を受けた王賁は、岳嬰討伐の任を信に託し、

関常隊のみを残して玉鳳隊を引き連れ

亜光救出へと向かう。


尭雲と馬南慈の猛追に遭っていた亜花錦だったが、

王賁の援軍が到着し、何とか死地から脱出。

しかしこれにより、亜光軍は大きく後退することとなった。


一方、主・慶舎の仇である信に対し、激しい憎悪の念を爆発させた岳嬰は、

信の姿目掛けて突撃してくる。


しかし信は、向かって来た岳嬰を一刀両断し、瞬時に討ち取るのであった。





同じ頃、9日目の戦いが始まった橑陽の地では、楊端和の作戦通り[バジオウ軍・フィゴ軍・壁軍]の三手に分かれ、犬戎三兄弟との激しい攻防が繰り広げられていた。


中でも犬戎一の恐将の異名を持つブネンを狙う壁軍は最も勢いに乗り、敵軍を押し込んでいたかのように見えたが、

ブネンは自軍の精鋭部隊をあえて隠しており、勢いづいて突破してくる壁軍を待ち構えていた。


壁軍に首尾よく前進させていたのは、疲弊したところで精鋭部隊により刈り取らんとするためのブネンの罠だったのである。


策に嵌められ絶体絶命の危機に陥る壁だったが、

メラ族のカタリ・キタリの援護が入り、何とか持ち堪える。

しかし、敵味方構わずに矢を放ち、自軍の精鋭部隊を巻き込むことをも厭わないブネンの非情な戦い方により、再び窮地に陥ってしまう。


窮地を脱するため、メラ族・カタリはブネンの指揮官・ジリと対峙し、一騎討ちに。

カタリの刃はジリを貫くが、

ブネンの指示により捨て駒となったジリは貫かれた刃ごとカタリを羽交い締めにし、

更にブネンは自軍の兵を左右に送って3人がかりでカタリを拘束する。


動けなくなったカタリは、ジリの体もろともブネンの刃に貫かれ、絶命してしまう。


目の前で兄・カタリを討たれた妹・キタリは激昂し、捨て身で剣を振り回すが、

族長であるカタリを失った他のメラ族たちは

あまりのショックに戦意を喪失してしまっていた。


このままでは全滅すると判断した壁は気絶したキタリを助け、退却の指示を出す。





一方、末弟のトアク軍と戦っていたフィゴ軍は、兵の半数を失いながらも敵将・トアク

を討ち取ることに成功していた。


そして長兄・ゴバ軍を押し込みかけていたバジオウ軍は、

陽が落ちきる前に城へ後退していくゴバ本軍の動きを警戒していた。

ゴバ軍の退路を断つ役割を負っていたシュンメンらは、

この日ゴバとの決着を着けなければ戦いに敗れる危険を孕んでいると懸念し、ゴバ軍の退却を阻止すべく猛追する。


しかし、シュンメンが追いつく前に、ゴバ軍の退路を楊端和がふさいだ。


この日中の決着を急ぐ楊端和は、本陣を動かし、ゴバの前に自ら現れたのだった。


しかしその時、後方の城から犬戎の大軍が現れ、楊端和はゴバ軍と城から現れた軍によって挟まれてしまう。

なんと城から現れたその軍は、犬戎王・ロゾが率いる本軍であった。


この状況に至るまでの全ての筋書きは、舜水樹が読んだものであった。


さらに舜水樹は、自らが率いる趙軍の兵を犬戎の城に隠しており、次々と出陣させる。

これにより、楊端和軍は四方を囲まれる絶望的な状況へと追い込まれてしまう。


楊端和は、状況を把握し、すぐさま全軍脱出の指示を出す。

しかしこの日の最低限の戦果であるゴバの首だけはまさに電光石火の早業で討ち取り、

四方の包囲を正面から突破し、退却の道筋を切り開いた。


ほどなくして日没となり、闇に紛れながら敵を巻こうとする楊端和軍だったが、

ロゾ軍・趙軍の連合軍は常にその背中をとらえ続け、着実に山民族の兵を討ち減らしていた。


壮絶な追跡を受け、ついに行き止まりの地に追い込まれた楊端和。

しかしバジオウが突破口をつくり、楊端和は敵を迎え撃つ作戦に出る。

そしてここからは各族ごとに別れて追撃を切り抜け、日の出まで何としても逃げ切るようにと全ての族長へ伝令を送らせる。


各族がバラバラに脱出を遂げた暁には、必ず日の出後に

結集の地へ集うことを命じ、

再び楊端和軍は闇の中へと脱出を図るのであった。


兵力を分散し、各自で結集の地を目指す楊端和軍だったが、

犬戎軍の執拗な追撃を巻くことができず、

楊端和はついにバジオウと2人、窮地に追い込まれてしまう。





バジオウが楊端和を護りながら死闘を繰り広げている頃、

おのおので危機から脱出していた各族長らは、楊端和の示した結集の地へと向かっていた。


楊端和が示した再結集の地はなんと

犬戎の城であった。


9日目の開戦前、楊端和は猿手族の族長・エンポじィへある任務を命じていた。


楊端和は、自らが囮の役割を果たすことにより犬戎の城から大軍を引き出せると予測していたのである。

楊端和の読み通り舜水樹は城に隠していた自軍の兵を出陣させており、

城内が手薄になったまさに今、城の中へと侵入するべく

猿手族は一斉に壁を乗り越え始めるーーー。




*  *  *



端和様、大ピンチ!


そしてバジオウの騎士っぷりがすごかった!


何と言っても見どころはラストです。

端和様、ピンチに次ぐピンチの果てに、

舜水樹に全部読まれててまんまと罠に嵌められたー!とガッカリしていたら、

なんと端和様はその先まで読んでいたとは!!


前巻で、エンポじィに何か頼みごとをしているシーンがありましたが、

まさか自分がエサになることを見越していて、

手薄になった城に侵入する作戦だったとは‥‥

まじ天才すぎでしょ!


結果的に橑陽では、この日の目標としていた3将の首のうち、壁軍担当のブネン以外の首は獲れちゃいました。


壁は見開き使って活躍してたはずだったのに、

まんまとフツーに罠にかけられていたとは。。

そして残念ながら、キタリの兄ちゃんのカタリがやられてしまいました。


目の前で兄ちゃんを殺されてしまった怒りと絶望で一時は捨てばちになっていたキタリでしたが、

壁の励ましにより新しい族長となることを決意。なんとか立ち直ってくれたようでよかった。


このブネンとかいう奴、3兄弟のうちで最も残虐という前評判通り非情なヤツすぎて、

キタリを殺すために自分の命を犠牲にした敵のジリも気の毒っちゃあ気の毒に思えます。 


何でも、圧倒的恐怖心で従わせるブネン軍は兵達の家族を人質にとっていて、

手柄をあげれば報奨がもらえるけども

ブネンの命令に逆らえば一族皆殺しにされるのだとか‥‥

恐怖で支配する絶対服従の軍のようです。 

ジリがカタリを仕留めに行こうとした時にブネンと交わしていた、


「分かっているな(万一トチったらオメーの命捨ててでも道づれにしろよな的な)」 


「‥‥ハ!」


のやりとりの中で、こんな一瞬の会話で自分の命を捨てる覚悟をしなければならなかったジリにも、

人質にされている家族がいたのかもな‥‥

と思うと、ちょっと同情の気持ちも。


壁はキタリを連れてひたすら退却したので、

結局ブネンの首はとれずに日没に。


ブネンは壁たちを追ってこず、端和様を狙ってロゾ本軍・趙軍の連合軍に加わりに行ったとかで、ひとまず壁たちは命拾いってとこです。


ラストの逃亡劇はバジオウがひたすらすごかったですね。

足を負傷してしまった端和様をかついで、

めちゃくちゃ深い谷底を飛び越えちゃいました!バジオウのジャンプ力どんだけ!?


逃げ切ったかと思ったら、容赦なく鼻利きの犬戎たちに追跡され、バジオウはさらわれかける端和様を取り戻すべく何度も立ち上がって‥‥健気すぎる!


次巻では必ずや端和様を取り戻せると信じてます!


‥‥ひたすら追い詰められまくってあっという間に一冊が終わってしまった‥‥

ちょっとヒヤヒヤはしながらも、端和様がこんなところで死ぬわけがない(と思い込んでしまっている)ので、

あまりハラハラドキドキはせずでした‥‥


今巻は、一冊のうちほとんどが橑陽で終わってしまったので、

やっぱり朱海平原の信たちが気になるわたしとしてはちょっとだけ物足りなかったような気がします。


最後に感想の順番が逆になってしまいましたが、

信が岳嬰を瞬殺したシーンは良かったですね!

斬られた岳嬰の表情が秀逸でした。

このシーンを見た時ふと、14巻で豚の渉孟が王騎に胴体ごと斬り飛ばされたシーンを思い出しました。


いつもならルアア!!って叫んだりしてる信が、今回は目を閉じて王騎の姿を浮かべ、

大将軍の間合い

で岳嬰を一刀撃破!


54ページの信、めっちゃいい顔してました。

信に近づけないほど敵に畏れを抱かせる渾身の一刀、

信の成長がすごく嬉しい。



さて、巨軀・亜光将軍を背負って逃げた力持ちすぎる亜花錦のおかげでピンチを脱した亜光軍と王賁たちでしたが、

ボスの生死やいかに?!


そして信が発した、王騎を彷彿とさせる

武将の気配に反応したアイツ‥‥

わたしの大嫌いな龐煖が目覚めてしまいましたが、

いつ姿を現すのか?


53巻へ続きます!



【メモ】

⭕️舜水樹が連れてきた公孫龍将軍、バジオウに右手を斬られる。


⭕️エンポじィの猿手(えんしゅ)族、

壁を走る者の異名を持つ。


⭕️カバー裏:表紙側 王騎の矛

 裏表紙側 なし

キングダム 51巻

*ネタバレあり*


大分長い間をあけてしまいました・・・!


その間、

「キングダムマンチョコ」の発売や(コンプリートまでに1枚足りず‥‥!)

待望の映画化(めっちゃ泣けましたー‥‥!)

などなど、

キングダムの話題に事欠かない1年間でしたね。

特に映画化に関してはこちらのブログでも反響がとても大きく、

改めてメディアの影響力の凄さにおののいた次第でございます。

(映画の感想をくださった方々、すごく嬉しかったです!)

後にまた、映画の感想も別枠でアップしたいなと思っております。


‥‥ってことで、しれっと本編感想ブログを再開致します。笑





【あらすじ】

尭雲とついに対峙した信。


2人の激しい一騎討ちは、日が没する頃まで続くが、互いに体力を消耗し合い、決着がつかずにいた。


同じ頃、朱海平原で起こった大炎の場所には、羌瘣が駆けつけていた。


大乱戦場と化したその場所では激しい白兵戦となっており、

飛信隊は苦戦を強いられ、少しずつ後退していた。


は、何か策を投じないことには現状を打破できず全滅すると判断。

乱戦の中、重量級の歩兵を要とする拠点を

左右につくり、敵を自分のいる中央へ流すようにと指示を出す。

そして自らも下馬して中央の要となり、

崇原・松左ら歩兵の最大火力を集めた狩り場をつくり、敵を殱滅させる作戦を強行する。


日が沈む頃、大炎の場所での決着がついていないことを察した尭雲は、

信との一騎討ちを持ち越し、その場所へと向かう。


そこには、数で勝っていたはずの尭雲軍と

押し込まれていたはずの飛信隊がほぼ互角の状態で互いを焼き尽くし合い、

血の海となった原の中に立つ羌瘣がいた。


尭雲は、


自らが仕掛けた本陣急襲を信が読み当てたこと、

その己の襲撃を信が止めうる男だったということ、

そして大将の信以外に戦局をぬりかえる武将・羌の存在があったことーーー


この3つの誤算を認め、飛信隊が想像していた以上に厄介な相手であると

思いを改めるのだった。




その日の夜、

趙軍本陣の李牧のところへ鄴からの知らせが届いていた。


の食糧の残り期限を調べていた李牧は

あと10日で兵糧が尽きる秦軍に対し、

鄴はその倍を上回る20日分の兵糧を有しているという情報を得る。





3日目の朱海平原での激戦から時を経て

開戦8日目を迎えた橑陽の地では、

壁軍の兵糧を焼かれたことが大きく影響し、

8日目にして食糧不足の不満から生じた

内輪揉めが至るところで勃発していた。

いよいよ兵糧の期限は残り3日に迫っていたのである。


楊端和は、リミットの3日間で

犬戎王・ロゾの血族であり大剣である

ゴバ・ブネン・トアク3兄弟の首を獲りに出ると宣言。

バジオウ率いる楊端和直下軍・フィゴ族・メラ族の3軍をその3将へぶつける作戦を開示する。


己の失態により兵糧を失うことになった責任を重く受け止める壁は、

挽回のチャンスが欲しいと楊端和へ直訴。

壁の決意を認めた楊端和は、メラ族に代わって壁軍を3軍のうちに含め、出陣を許可するのだった。


そして翌日、9日目。

壁は大任を任され、協力を申し出たメラ族とともに出陣する。


3将に狙いを定めた楊端和の作戦であったが、

趙軍・舜水樹はこれを読んでいた。


舜水樹は3軍の軍勢を倍以上に増やし、迎撃を目論む。


バジオウ軍対する長兄・ゴバ軍、

フィゴ軍対する末弟・トアク軍、

壁軍対する次兄・ブネン軍、

相対する3軍すべてが増軍され、

秦軍は自軍の兵数を上回る各々約2万もの軍勢と対することとなった。


壁は、

3兄弟の中でも最も残虐だと言われている

次兄・ブネンを相手に、

修復防衛に重きを置いた

基本戦術を駆使して挑み、功を奏す。

しかしブネンも素早く切り替え、

互いに主力である歩兵戦が始まるのだった。


橑陽では、勝負を賭けた9日目が開戦するーーー。



その頃、信たちが所属する朱海平原・右翼側でも開戦から9日目を迎えていた。

8日目から趙軍は兵糧戦に入り、

膠着状態が続く中、刻一刻と秦軍の兵糧の期限は近づいていた。


9日目の時点で秦軍の兵糧は残り45日分。

右翼大将・亜光将軍をはじめ、玉鳳隊・飛信隊の首脳陣は今後の戦略について軍議を行う。


王賁は、兵糧のリミットを見積もった5日のうちの3日間で

岳嬰・馬南慈・尭雲・趙峩龍の4軍を討ち破り、

1日で李牧軍本陣を落とし、

残る1日で鄴へ向かって桓騎軍と合流することを提案。

兵糧の補充問題もあり、もう後には引けない信たち。


議論の結果、まず1日で1軍を撃破するため

4軍の中で最も力の劣る岳嬰に的が絞られた。

決して討ち損じは許されぬ一戦のため、亜光将軍は玉鳳隊・飛信隊の2隊でこの任を請け負うように命じる。

従ってその他の3軍は亜光将軍が受け持つこととなった。


9日目が開戦し、作戦通り信たちは岳嬰軍と激突。

岳嬰にとって主・慶舎の仇である飛信隊に対する怒りと憎悪は凄まじく、

岳嬰軍は異常なほどの士気の高さを保っていた。


王賁は、飛信隊と岳嬰の因縁関係を見据えて

先鋒を飛信隊に任せ、

飛信隊への怒りで前のめりに出てきた岳嬰を後方から玉鳳隊が仕留めるという作戦を提案。

貂も承諾し、2隊は岳嬰との決戦に挑む。


一方、残り3軍を請け負った亜光将軍は、

鉄壁の防陣を敷いていた。


主・王翦から授かりし防陣に絶対の自信を持つ亜光将軍だったが、

なんと馬南慈は亜光軍の守備をものともせず、陣の中へと突入してくる。


亜光将軍は早急に防陣の形体を変化させて馬南慈軍の侵入に対応するが、

馬南慈に加えて正面の方から尭雲までもが陣を破り侵入してくる。


鉄壁であったはずの亜光の防陣が機能せず、

馬南慈が容易く陣を突破できたのには訳があった。


実は、9日目の開戦前、

秦軍右翼の動きを読んでいた李牧が

出陣前の馬南慈へ亜光将軍の防陣の弱点を耳打ちしていたのである。


李牧は、亜光の防陣には隊の種類が2種類あることを見破っていた。

亜光の防陣は、堅い殻に徹する隊と、それらを自在に繋ぎ合わせる関節としての役割を果たす隊で構成されていると読んだ李牧は、

関節の繋ぎどころを失わせて本来の防陣の機能を不能にさせるため、

可動している関節だけをうまく狙ってそこを砕くようにと馬南慈に指示していたのである。


李牧の読みは的中し、亜光軍の防陣は崩壊の危機へと直面。

副官・虞寧(ぐねい)は一旦陣を解き、早めの立て直しを提案するが、

奮闘している玉鳳・飛信隊を孤立させないためにも亜光将軍は陣形を解かずに継続するべきであると判断。

後から侵入してきた尭雲の足止めを副官・虞寧(ぐねい)に任せ、

自ら馬南慈を止めに向かう。


しかし、後から陣内に入ってきたはずの尭雲は凄まじい勢いで虞寧を突破し、

馬南慈と互角の一騎討ちをしていた亜光将軍のもとへ尭雲の刃が襲うーーー。



*  *  *



なかなか進まない鄴攻めですが、

51巻では開戦3日目から一気に9日目まで進みました!


3日目、前巻から引き続き信×尭雲の一騎討ちでしたが、

ここで決着はつきませんでしたね。


尭雲が別の場所に起こした大炎の場所には、渕さんや干斗たち新人衆、我呂たちがいて大ピンチ、そこに前巻で送り込まれた羌瘣が到着します。


ぐっちゃぐちゃの乱戦の中、羌瘣の

力技の強行策で歩兵総力戦に!!(嫌がる尾平と慶!笑)

瘣はわざわざ馬からおりて、

歩兵の一員に。

ビビりまくる仲間たちに背中を押す檄をかまします。

そして、久々の人じゃないスヒヒヒン斬りが拝めました!


死体の海に立ち尽くす羌瘣、

対廉頗戦を思い出しますね。。


何もかも1人で請け負って死にかけたあの時と違って、

今は将として、策をもって仲間に指示して、

ペース配分も考えながら仲間に守ってもらって、

で一番しんどいところは自分が背負う。

しっかり自分の足で死体の海の中に立ってる羌瘣。

お腹減ったと思える余力も頼もしく、

そして最強に可愛く、

本当好きすぎてたまらなかった!


‥‥加えてその夜の天幕での事件です!


ボロボロになった羌瘣に詫びに

ボロボロになった信が這ってきて、笑


いつもすまねェな


と謝る信!


‥‥に対し、

そんな下らない話をしにわざわざ這ってきたのか?とツンツン羌瘣ちゃん。


どうせ同じ寝てるだけなら

お前と話しながらの方がいいじゃねェか

尾平やテン相手はうるせーしな


と話す信を見る羌瘣の目が、

なんだかすごく女の子で‥‥


信の手をとって握った羌瘣、

テレて慌てふためく信に対して


(これは)蚩尤の術で命の力を相手に与えるまじないの類」


と言ってみたり、


それならと慌てて手をふりほどく信に対して


「今のは力を吸いとる術だ」


と言ってみたりなんかして、

ほんとにもう!

素直じゃないんだから!!


53ページはじめのコマで、信に突っ込まれてちょっと汗かいてる羌瘣の顔を見たら、

この子思わず手が出てただ信に触りたかっただけなんだな!

ってわたしはニヤニヤが止まりませんでしたよ。


尾平やテンじゃなくて、自分のところに

来た、ってこと、

深い意味は無くても信が急にそんなこと言うもんだから、

まじないの説は本当かもしれないけど

瘣はすごくすごく嬉しかったんだなー。。


なんて羌瘣の乙女心がだだ漏れになってた

ような気がして、めちゃくちゃかわいかったです。

もう、早く結婚したらいいのに‥‥。



さて、話を戻します!


戦いは3日目からいきなり8日目へ。


鄴、橑陽、朱海平原のいずれの地でも

いよいよ兵糧問題が深刻になってきます。


鄴では桓騎軍が、食糧が残り1日分になったら任務バックレよーぜ的なことになっており(桓騎自身は王翦が何を仕掛けているのか何かしら気付いているようではありますが)

橑陽では、兵糧焼かれた壁のあんちゃんとこが一番ヤバいことになってます。


メラ族はキタリ以外はすごく壁に優しくて、食糧を自分たちより多めにくれたりと良いやつら。

壁のあんちゃんは、自分の油断で兵糧を焼かれた失態に責任を感じ、端和様へ挽回させて欲しいと頼んで何とかチャンスを得ます。

壁、がんばれ!


橑陽では兵糧残り3日分。

何としてでも3日で犬戎軍を撃破して城を奪わなければなりません。

出陣前に、端和様が猿手族の族長・エンポじィを呼びつけ、何やら頼み事をしていましたが、

対する趙の舜水樹も端和様の作戦を見抜き、

迎撃の準備万端で‥‥

どうなる?!


そして信たちのいる朱海平原でも、残り兵糧45日分だとかでいよいよヤバイ。

王賁の仕切りで決まった作戦に従い、

9日目が開戦しましたが‥‥


3日で岳嬰・馬南慈・尭雲・趙峩龍を撃破して1日で李牧を倒して最後の1日で鄴に行って何とかしよう、

というかなりのざっくり作戦。

兵糧がもうないからどうしようもないとはいえめちゃタイトだけど、、大丈夫?!


李牧の指示により、鉄壁のはずの亜光将軍とこの防陣の弱点をつかれ、

なんと陣形がいきなり崩壊の危機に!!


副官・虞寧は、一旦陣を解いて立て直そうと進言しますが、

今それをやると調子良く岳嬰に攻め入ってる王賁と信たちが孤立して、やられると読んだ亜光将軍はそれを拒否。

自分がさっさと馬南慈を討って、ヤバそうな尭雲に備える算段で、本陣を動かします。


亜光将軍が馬南慈の相手をしている間、尭雲の足止めを申し出た虞寧でしたが、

残念ながら瞬殺されてしまい、

馬南慈に手こずっていた亜光将軍のところに尭雲が追いついてしまったー!!


どうなる、亜光将軍!?


次巻へ続きます!





【メモ】

⭕️エンポじィ、端和様のことをマンタンワと呼ぶ。(マンタンワて‥‥)


⭕️おまけマンガ

「ダムニアクイズ その1

レベル15、魯延じィ!笑


山陽戦の後、引退してたんだー!

山陽廉頗戦でボロボロになった羌瘣の手当て、

請け負ってくれてましたよね。

しかし‥‥まさかの肉弾マッチョじーさんだったとは!!(爆笑)


「ダムニアクイズ その2

レベル16、青石族の長、石!


婚礼のため鄴戦は不参加とのこと。笑


個人的には、ダムニアクイズこのレベルくらいなら余裕ですね!原先生、もっとムズイのお待ちしてます!笑


⭕️カバー裏

表紙側:なし

裏表紙側:エンポじィ「マンタンワよ」

キングダム 50巻

 *ネタバレあり*

 

祝・50巻!!

表紙は飛信隊の面々。
(惇兄弟までいる!笑)

久々の飛信隊の見せ場に心踊らせつつ、
熱いものが胸の奥から込み上げてくるラストに読み応えたっぷりの巻です!

今回の鄴攻めは、中華統一に向けた国家レベルでの大戦であることは言わずもがなで、
信・王賁・蒙恬の若手三人衆が将軍になるための試験場でもあります。

ここでの功績が間違いなく昇進に直結するがゆえに、
しっかり納得のいく戦果が欲しいところ。

前巻でいち早く才を認められた蒙恬に続き、
信&王賁はどう続くのか?

あらすじから追ってまいりたいと思います。


【あらすじ】
趙峩龍軍・岳嬰軍に挟撃を受け、追い込まれた玉鳳隊。

副長・番陽や関常は、王賁だけは脱出させようと躍起になるが、
王賁にはこの状況を打開する絵図が浮かんでいた。

王賁は、退却ではなく攻めを選択。
隊を左右の2隊に分け、それぞれが敵陣のど真ん中を突き抜けるように指示を出す。

絶体絶命の状況下にもかかわらず無謀な選択をしたかのように見える王賁に対し
意図を汲みかねていた趙我龍だったが、

王賁が密かに狙いを定めていた目的地にたどり着いたその時、
趙我龍はその行動の意図に初めて気付き、驚嘆する。

王賁は、戦いの基本である“横陣”の弱点である“端”を狙い、
何と自らが元々いた地点から対角線上にある真逆の位置を目指して全力で敵陣の波を突破。
そこから敵陣を蹂躙すべく“狩り場”を作り出したのである。

王賁は、亜光将軍が自らの動きに呼応してくることを見据え、
狩り場に位置している馬南慈軍を玉鳳と亜光軍で挟撃する絵図を描いていた。

王賁の作戦通り、亜光将軍は王賁の行動の意図を汲み取り、自軍より亜花錦(あかきん)千人将隊を派遣。
強力な戦力が玉鳳隊に加わったことで、
王賁が作り出した流れは大きく膨れ上がり、
もはや止められないほどの勢いを生み出していた。

そして2日目の戦が終わる頃には、王賁は馬南慈軍を再起不能なほどに叩き込んでいたのである。



一方、2日目が終わった橑陽の地では、
大事件が起こっていた。

夜明け前、寝所にいた壁のもとに兵糧庫が放火されたとの報が入る。

夜中のうちに、舜水樹がロゾから聞き出した地下道を利用し、壁軍の兵糧を始末したのである。

2箇所に分けていた兵糧庫のうちのひとつが全焼してしまい、愕然とする壁。

夜が明け、3日目の戦で失態を挽回せんと勇む壁は、勢いが空回りし惨敗。
また、壁は鄴に配置している桓騎軍へと兵糧の援けを請う伝者を送っていたが、
全て趙軍の網にかかり全滅していた。
これにより、失った兵糧の補填は絶望的となり、
兵糧合戦でもあるこの戦いにおいて、橑陽の地では趙軍に大きく差を広げられることになっていた。



そして朱海平原・王賁の持ち場である右翼の3日目。

趙軍中央軍から、元・三大天 藺相如(りんしょうじょ)直下の部下であった尭雲(ぎょううん)軍1万の援軍が送られてくる。

かつて若くして病に倒れた藺相如は、死の間際に趙我龍と尭雲へとある予言を残しており、
その予言とは、自身の死後決して後追いせず、きたる“朱き”地での戦いで存分に敵を屠るようにという命であった。

主の予言の地がこの朱海平原であると確信した2人は、異様な程の猛威を振るう。

王賁は檄を飛ばし、これを迎え撃とうと構えるが、
尭雲軍・趙我龍軍・岳嬰軍の3軍が亜光軍に集中して襲いかかったことにより、亜光軍へ援軍に行く必要があると判断。

少数部隊で横撃をかけに出た王賁だったが、
尭雲の精鋭部隊に包囲され、
副長・番陽が敵の攻撃を受け、落馬してしまう。

番陽が敵に囲まれ、万事休すと思われたその時、
信・羌瘣 率いる飛信隊が援護に現れ、番陽を救出。
さらに信は王賁と並び、窮地を脱するため共闘する。

右翼の戦況を遠目から読み取っていた総大将・王翦は、
尭雲と趙我龍の覚醒を察し、
援軍として飛信隊を送り込んだのであった。

王翦は、膠着するであろう左翼側は蒙恬に任せ、全体の勝利に繋げるためには右翼側での勝利が必須だと判断し、
飛信隊の主戦場を右翼側と決定して
全軍を配置するよう指示。

その結果、羌瘣 隊と合わせた8千もの飛信隊が右翼の乱戦に割って入ったことで、
亜光軍に群がる趙軍は手を止めざるを得ず、
亜光軍はその隙をみて陣形の立て直しを図ることができた。

両軍が乱戦を一時停止し、陣を整えている間、
王賁はその場を飛信隊に任せて玉鳳本陣へと戻ったため、
飛信隊は尭雲軍1万と対面する配置へと着くことになる。

右翼の戦場に堂々と布陣を果たした飛信隊。
しかしながら、騎兵団・歩兵団ともに力は拮抗しており、
もともと2千の戦力差がある飛信隊は劣勢の状況であった。

貂は必死で戦略を練るが、ことごとく裏目に出る結果となり、
尭雲の考えを全く読めずに苦悩する。

現場でも、羌瘣 は戦術の差を実感し、あらゆる局面で後手に回ってしまっている戦況を危惧していた。

しかし、そのような状況の中でも、信が自ら率いている隊のところだけ例外的に奮闘していることに気づいた羌瘣 は、
信を本陣にいる貂のところへと連れて行く。

本陣で苦戦している貂の代わりに指揮をとった信は、
直感で尭雲の次の一手を察して次々と指示を出す。

信の支離滅裂な指揮のせいであっさり敗れる隊があったものの、
奇襲・迎撃が成功して大勝利する隊も出てくるようになり、
その結果 戦局が少しずつ好転し始める。

このことから、
大軍師・藺相如の一番弟子であった尭雲が
まさかの“本能型”であることに気づいた貂は、
同じく”本能型”である信へそのまま隊の指揮を任せることを決断。
信は本陣に留まり、全軍の指揮をとることとなる。

信は劣勢の中、尭雲が狙う
“火の起こしどころ”
を必死で探りはじめる。

本陣から全体を見渡し、直感で各小隊の持ち場各所へと増援の指示を送りながら、尭雲の狙いを見定めようと尽力する。

そんな中で、渕副長率いる隊周辺に対し
激戦になる空気を嗅ぎ取った信は、
予備隊全てと羌瘣 隊を投入し、
この場所こそが戦の雌雄を決する戦場となると確信する。

そして信自らは、敵軍本陣への奇襲への道筋が開けたことに気づき、本陣を飛び出す。

信が駆ける先に、なんと敵軍大将・尭雲が現れた。
尭雲は、信と同じく飛信隊本陣へと奇襲をかけるところだったのである。

互いに本能で引き合った2人は、直接対峙。
いきなり一騎討ちの戦いが始まることに。

尭雲は、信の持つ”王騎の矛”の威力を試すかのように先手を取って一撃を加えてくるが、
まだ自在に矛を使いこなせていない信に対し失望する。

信は、尭雲に
「王騎から矛を受け取ったことは
ただ偶然と幸運に恵まれただけ」
と蔑まれたことにより、
王騎から矛を受け取った際に抱いたさまざまな想いが鮮明に蘇り、
尭雲へ怒りの一撃を加えるーーー。

 


* * *


久しぶりに胸の奥から熱いものが込み上げてくるラストの場面に涙・・・。

信だけでなく、読んでるこっちまであの場面が蘇ってきて、ブワッときますね。


まずは前巻からの
“王賁、大将軍の見てた景色が見える”
の前フリ回収ですが、
王賁、窮地にもかかわらずひらめきまくり、
百戦錬磨の亜光兵をもうならせる戦術により
戦況をひっくり返しました。

普段はクールな王賁ですが、回想蒙恬が話していた
「大将軍ってどんな状況でも結局自分が主人公で戦の中心にいて、全部をぶん回す自分勝手な景色を見てたんだろうね」
という“大将軍像”に自分自身がリンクしたことに気づき、
新しい自分の発見を自覚しておりました。

そして王賁の動きを見ていた敵将・趙峩龍は、
王賁に対しかつての主である藺相如を重ね合わせておりましたね。
王賁、もはや大将軍級の片鱗を見せてきてます!

それと番陽じィが落馬して王賁が助けに戻るシーンでは、部下達はよしきた!って感じで逆走しましたが、
今まで王賁のこういう人情味があるシーンって、なかなか無かった気がします。

最近、味方の身内キャラで
「もしかしたらこのキャラ死ぬかも」
っていう初期の頃のようなハラハラ感が無かったので、番陽には悪いけどここで退場ってのもアリかもなー。。とか思ってしまいましたが、

流れ的に次のページの見開きで救けが来るであろう展開に思えたのでいざページをめくると、、、

!!ちょ!!信来た!!

羌瘣 も!!!

まだ飛信隊の出番はちょっと先かなーと考えていたので嬉しい誤算!
瞬く間にテンション上がりました!!

思えば玉鳳とは、3百将時代からの因縁のライバル。
まだまだ百姓上がりの芋臭さが残る飛信隊に対して、キラキラ甲冑のエリート玉鳳からは当初かなり見下されていましたよね。

特に番陽は、古株メンバーにとっては屈辱の“気をつけ”号令をさせられたちょっと憎たらしい相手。笑

今回、その番陽の危機に颯爽と現れて助けたことによってその時の借りを返した(?)信、
小憎たらしい表情を作って
「ありがとうは?」
とか言っちゃってます。笑

番陽じィは意地張ってププルッとしながら血を吐きつつも、
礼を言うぐらいなら死んだ方がマシだと悪態ついてましたね。

でも内心は、あんな泥くさいことばっかやってたあの飛信隊が、今や玉鳳と肩を並べても見劣りしないぐらいに軍として大きくなって成長した姿を目の当たりにして、
だいぶ飛信隊に対する考えも改めたのではないでしょうか?

そしてここで信&王賁の珍しすぎるコンビプレイ!これは貴重です!

そしてその2人をヒヒヒンと援護する羌瘣 、
カッコ可愛いすぎかよ。。。!

羌瘣 の“陰で信の最強フォロー”プレイが久々に拝めたのでわたしは大満足です。

そして、遅れて飛信隊全軍が到着。
もはや大軍となった飛信隊の“軍”としての存在感が実感することができて、
おお〜っとうなっちゃいました。

なんやかんやで尭雲の向かい側に配置することになって、
信が討ち取るべき相手は尭雲に決定!

この尭雲、大軍師・藺相如の右腕だったらしく、
軍師級の頭脳に加え本能型だとか。。

頭脳+本能型とくると、李牧の右腕だった慶舎が浮かびますが、
軍略家の立ち位置であった慶舎とは違って
尭雲は明らかに”武”の将軍です。
藺相如の”武”パートは尭雲が担っていたとか。。

尭雲、魏火龍の時と同じく実戦に対するブランクありの”過去の傑物”キャラ。
奮起の理由が藺相如の”予言”(予知夢?)というのは個人的にちょっと弱い感じがしましたが、
信の“対本能型”としての指揮官ぶりを見られたのはなんか新鮮でした。

信の指揮といえば、
かつて対廉頗戦のあと羌瘣 が抜けて貂が加入するまでの短い間、信と渕さんの軍略のせいで飛信隊全滅の危機に陥りかけていたあの時の印象しかなかったので(←苦笑)、
実戦を積み重ねて直感が磨かれた信に対し、頼もしい成長を感じずにはいられませんでしたよ。

そんな直感と本能で麃公将軍風に“火の起こしどころ”を感じ取った信は、
そこに温存していた予備隊全てと羌瘣 を向かわせますが、
(「了」と言って任を受ける羌瘣 がかわゆすぎましたー!)
信は信で何か胸にザワつきを感じ、
向かった先にはなんと尭雲が!!

尭雲も同じく本能で信のところまで向かって来ていたとは‥‥

当然のごとく、大将同士の一騎討ちが始まったものの、
王騎の矛がまだ馴染んでいない信は押し負けている状況。


今回の戦は趙国奪取に直結するほどの大戦ってこともあり、
満を持して王騎の矛を装備した信でしたが、
まだその重さに慣れずに振り遅れまくりで使いこなせておらず、
こんなんで将軍昇格がかかった大戦大丈夫なんかなーと密かに心配しておりました。

でも、
尭雲に

“お前ごときただ運良く王騎の最期に居合わせてたまたま矛をもらっただけ”

的なことを言われて、
信の脳裏に浮かんだ王騎の姿、
矛を受け取った時の信の顔を見たら、 、、

当時の王騎の想いや信の想いが呼び起こされてきてめっちゃ泣けた。。。

かつて廉頗が言っていたように、
その時代時代で英雄たちが築いたイメージは人びとの中で完成されていて、
その英雄たちを超えたと証明するためには
過去の英雄たちが成し遂げられなかった
“中華統一”を達成させるしかない。

そのためには、過去の傑物を倒して時代の更新をして行くしかない訳で、
今回の尭雲も信にとっては乗り越えなければならない“過去”の英雄です。

魏火龍の時となんとなく似ている感じがするので同じようなことを言いますが、
いくら傑物とはいえ10数年ぶりに本格復帰したようなヤツなんか信の相手には物足りない!さっさとぶっ飛ばして、王騎の矛を使いこなす信の覚醒を期待したい!


51巻は信と尭雲の一騎討ちの続きになるかと思いますが、
舜水樹に兵糧の半分を焼かれた壁のところも気になるところ。
山の民×犬戎の末裔の戦いのゆくえも!

寝所で急報を受けた時の壁の白目と、燃えカスになった兵糧庫を目の前にして頭を抱えてた時の絶望の表情には、
大変な事態だというのに何故か笑ってしまいました‥‥!(スミマセン)

兵糧合戦である今回の戦でこのミスが致命傷にならなければいいのですが。。

あと、端和様の前でいいとこナシの壁に、何か挽回のチャンスを与えてあげてほしい!!


次巻へ続きます!


【メモ】
⭕️飛信隊到着シーンの尾平、歯のみで登場。笑

⭕️松左、歩兵長補佐。(百人将)
てことは崇原も歩兵長だから百人将なのかな?

⭕️元・三大天 藺相如は、実力絶頂の時に病により死去。
“藺家十傑”のうち8将は殉死に近い戦死を遂げる。
その生き残り2将が、趙峩龍と尭雲。

⭕️趙峩龍、王賁の戦いぶりに対し、かつての主・藺相如を思い出す。

⭕️藺相如の右腕の文字?

⭕️新キャラ・亜光軍の亜花錦(あかきん)
、性格難で千人将止まりだが実力は間違いないらしい。

⭕️帯&あとがきにて、キングダム実写映画化決定の報あり。
原先生自らも脚本に関わったとか。
どうしよう!観るべきか否か。。。アニメすらイメージ壊されるのが怖くて見てないのです。。

⭕️おまけマンガ「メラ族のキタリ」
前巻で登場したメラ族の美女、早くもおまけマンガの主役に!

⭕️カバー裏:表紙側・兵糧の米俵
裏表紙側・羌瘣 の「了」(好き!)