読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

キングダムが好きすぎて。

キングダムが好きすぎるあまり、自分を落ち着かせるためにまとめました。

キングダム 4巻 「嘲笑う王弟」

*ネタバレあり*

キングダム 4 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 4 (ヤングジャンプコミックス)


王宮の外で、竭丞相率いる王弟派の兵と戦い時間を稼ぐ政•昌文君•楊端和らと、

反乱の首謀者である王弟•成蟜を討ちに、
別働隊として王宮内に侵入した
信•壁•バジオウら(プラス貂)。

2ヶ所にて戦いが同時進行で繰り広げられる中、戦には関与せず高みの見物をしている王騎将軍と副官•騰(とう:初登場!)。

圧倒的不利な兵力差の中、初めて目の当たりにする山民族の高い武力と楊端和の統率力•指揮力により序盤は善戦するのですが、、、

4巻は全編血なまぐさい戦いのシーンがメイン。

首が飛んだり体が真っ二つに割れたり血しぶきが飛びまくります。



【あらすじ】
王宮内へ侵入した信ら別働隊は、壁の案内をもとに成蟜のいる本殿を目指すが、
待ち構えていた竭氏配下•左慈(さじ)ら率いる兵と対面。

左慈は凄腕の武人であるに加え、竭氏のお抱えの殺し屋としての裏の面を持つ男。
竭氏からその腕前に絶対的な信頼を得ており、自らを「天下最強」と称していた。

信は左慈に苦戦するも、戦いの中で戦いのコツをつかみはじめる。
信のその姿を見、奮い立った壁が援護に入り左慈に二撃を浴びせるが、逆上した左慈に斬られてしまう。

信は壁を斬られ激怒(死んだと思っていたため)。壁の与えた傷で無意識にスピードが弱まっていた左慈のスキを見逃さず、左慈を撃破する。

一方、王宮の外で戦う政•楊端和らは、兵の数では不利な状況の中、山民族の屈強な武力•体力•精神力により何とか踏ん張るも、苦戦を強いられる。
そのような中で、自らも戦いの中に身を置きながら、檄を飛ばす政。
その姿に、昌文君、楊端和らは改めて政の王としての器を見る。
(この時、敵側である竭氏の片腕•肆氏ですらそれを認める)
兵•山民族らは信ら別働隊が成蟜を討つまで粘ってみせると発奮する。

左慈を撃破した後、信らはついに成蟜のいる本殿へと到着するが、そこには成蟜が飼い馴らす「ランカイ」という珍種の巨大な猿がいた。

信らを見下し、政の玉座にふんぞり返りながらランカイを威嚇し操る成蟜。
剣がなかなか効かず、苦戦する信たちだが、
バジオウら山民族との協力プレイでランカイに挑む。


* * *


政の王としての器、
信の戦いの才、
楊端和の聡明さ、
昌文君の渋い活躍、
壁の等身大の魅力、
なかなか頑張る貂の吹き矢援護、
成蟜のヤなヤツっぷり

が光る(?)巻になってます。


左慈を倒すくだりの部分は、ちょっと少年漫画っぽい展開というか、
一国の丞相(竭氏)の参謀(肆氏)の片腕であり、
体躯も剣の技術も数段上のレベルであろう左慈
こんな対戦経験も無いも同然の子ども•信に
敗北するなどとはあり得ないと思えなくもないのですが、

その辺の非現実感は壁が頑張って代弁してくれてます。

壁は左慈の実力を元々知っていた上、
山民族の中でも精鋭を連れてきた仲間の内の1人を目の前で真っ二つに瞬殺されてビビりまくってしまうのですが、

壁は、
🔴(今こそ隊を率いる私が奴の前に出て味方の士気を高める刻ーーー!
だが分かっていても体が動かぬ 動かぬ!!)

と気ばかり焦って動けない。

そこへ、
🔴信 : 「調子に乗りすぎだよ ハゲ!」

臆すことなくしゃしゃり出てくる信。笑

🔴左慈 : 「あ?」

🔴信 : 「あ? じゃねェよ ハゲ!!」

と、左慈と打ち合いを始める。

それを呆然と眺める壁の、以下は心の声。

🔴壁 : 「(なぜだ信
なぜ少年の君が左慈を相手に立ち向かえるんだ

恐ろしくないのか?
君達は一体どこにそんな力を秘めている

君達ーーー?

漂ーーー!

漂もあの王騎軍を相手にひるむことなく先頭を斬り進んだ
君達は一体‥‥


"天下の大将軍"


本当になるというのか 信
下僕の身の君が本当にーーー

だとしたら
君が本当に大将軍になるのだとしたら
君は中華統一を目指す大王の片腕となって
天下に羽ばたく!

ならば
ここで死なせるわけにはいかない

私はすでに一人死なせている

この少年は絶対に殺させぬ!!)」


信の奮闘に心を奮い立たされた壁は、
左慈に切り掛かり、二撃を与えるも左慈に斬られてしまう。

壁が斬り殺されたと思い怒り狂った信。
左慈との打ち合いの最中に脳震とうを起こしかけるも、壁の援護の傷でスピードが落ちた左慈をとらえ、勝利します。


若干の少年漫画的展開感は否めないのですが、
壁が代弁してくれたように、

少年の信が凄腕の武人にいきなり勝てる訳ない

普通ビビるのに臆すことなく戦いを挑む姿、
ただ者ではない

なんかけっこうまともにやりあっている!

なぜ?そんなばかな?絵空事かと思っていた大将軍になるという夢は本気なのか?

確かに二人は、大将軍になるために日々剣術を磨き、努力していた。ここぞという場面で決して引かない。もしかして信なら‥‥?

死なせてはいけない!助けなければ!


ここで"壁の援護"が入り、壁倒れ、
"仲間をやられた怒りで信の攻撃力倍増"、
そして信は勝利。という流れにより、

「素人同然の少年が凄腕武人に勝利する」
という矛盾を(少年漫画的展開ではあるものの)一応解決してくれています。

壁の援護無しでは勝てなかった訳だしね。

しかしながらこの壁の等身大の葛藤、
ビビりだけど決してヘタレではないところとか、
自分より能力のある者は素直に認めるところとか、
すごく魅力的で、
たぶんみんなそんな壁のことが大好きだと思うな。笑
だからこのへんはけっこう好きなシーン。

まあ、左慈
🔴「剣は力 剣は速さ
共に最上を極めるこの俺はーーー
天下最強だ」

発言には、
今後わっさわっさ出てくる各国の猛者達を知った後なので
今読み返すと笑っちゃうけど。


そして終盤はついに本殿へたどりついた信ら一行。

成蟜と対面するも、
本当にただのヤなヤツな成蟜。

🔴成蟜 : 「貴様らのような下等な輩が高貴な王宮に踏み入った罪で死罪

貴様らのような下等な輩が王族に向かって話しかけた罪で死罪

貴様らゴミ虫が俺と同じ場所で息をしている罪で死罪!」

と、政の玉座に寝そべりながら信らを愚弄。

そして「ランカイ」という珍種の大猿があらわれ、
信らは剣が効かないランカイに大苦戦するが、
バジオウ、タジフらと信のコンビプレイでついに
ランカイにとどめの一撃を与えます。

ここで4巻は終わり。

ランカイって、「猿」なのか「人間」なのかいまだによくわからない。笑
「珍種の猿」とあるけど、どうみても人間だしね。

ま、いいか。

つづく。

【メモ】
⭕信、この時点では14才と発覚。(113ページの作者おまけページのコメントより)
政と同い歳のようす。
⭕楊端和、幼き頃より武術に長ける。女の身で武力で山界を束ねた。
⭕バジオウ、端和様と出会う前までは人間の内臓を喰らう野生の餓鬼であったらしい。言語も話せるようになり、現在は有能な戦士。
⭕王騎将軍、正面での戦いを見物。
⭕王騎副官•騰、なぜか将軍の命令をスルー。笑