キングダムが好きすぎて。

キングダムが好きすぎるあまり、自分を落ち着かせるためにまとめました。

キングダム 49巻

*ネタバレあり*

 

 鄴攻略戦、初日から各所で熱戦です!

 

今までに何度かプチ見せ場はあったものの、49巻まできてやっと本格的に蒙恬の実力と能力が報われる(?)時がやってきました!

 

17巻で初登場してから、今回意外にも初の単独表紙です。

 

初日なのに何かと忙しい49巻、

濃すぎてあらすじをまとめるのにもひと苦労(‥‥もはやあらすじではないような‥‥)

でもやっぱりまずはあらすじから!

順に内容を追っていきたいと思います。

 

【あらすじ】
対趙戦初日、各所で早くも激戦が繰り広げられていた。

秦軍左翼では、王賁が李牧軍副官・馬南慈と相対していた。
王賁は、馬南慈の武に対して全く引けを取らず応戦する。
加えて玉鳳隊の参戦に気づき、挟撃に向かってきた亜光将軍が到着。
流れは秦軍に来ていると思われたが、
秦軍後方より趙軍第1陣・岳嬰軍が現れたことにより、一進一退の攻防が続く。

一方、橑陽の地では、楊端和率いる山の民の軍勢が圧倒的な武力で趙軍を押し込んでいた。
しかし、単調な戦い方をする趙軍に対して、楊端和は意図を推し量っていた。

趙軍大将・舜水樹は、主戦場へと到着するや否や捕らえた数名の山の民を楊端和の目の前で惨殺するというパフォーマンスを行い、あからさまに楊端和を挑発する。
そして趙軍は、全軍が不自然にも後方へと退却し始めたのである。

舜水樹は、橑陽城のある方向へと楊端和を誘い、楊端和は強力な援軍が潜む可能性を予測しつつもそれを追う。

両軍がたどり着いた橑陽城には、「犬戎(けんじゅう)」と呼ばれる大騎馬民族が待ち構えていた。

犬戎とは、500年前に中華に乱入し、当時の「周」王朝を滅ぼしたとされる大犬戎族の末裔であった。
橑陽城は彼らによって占拠されており、この城は趙国内にあっても治外法権の領域だったのである。

舜水樹は、犬戎の王・ロゾに対し、犬戎の言語と共通である匈奴(きょうど)の言語で共闘の交渉を持ちかける。

無断で領域へと踏み込んできた者には趙人であろうと排除しようとするロゾだったが、
舜水樹が李牧の使いの者であることを知り、
申し出を受け入れる。

趙軍に犬戎族が加わったことにより、山の民の軍勢は後退を強いられるが、
楊端和は山の上に拠点を見い出し、立て直しを図りながら奮戦していた。

その頃左の戦場では、王翦より直々に名を受けた信が、紀彗の首を獲るために到着していた。

戦況は、王翦軍第二将の麻鉱の軍と、蒙恬率いる楽華隊が、それぞれ紀彗軍を前後から挟み込んで追い込んでいた。

王翦必殺の別働隊として、足の速い800騎を厳選し送り込まれた飛信隊は、紀彗本陣へ向かって突撃を開始する。

紀彗軍は、黒羊戦で羌瘣 に討ち取られた副将・劉冬の仇を取るべく飛信隊に対抗してくるが、
ここで飛信隊の出現と勢いに気づいた楽華隊が飛信隊の勢いを利用し、自らも全軍で攻め込んできたことで紀彗軍の退路を断つことに成功。紀彗軍をかなり追い込んでいた。

また、紀彗軍本陣の丘正面に待機していた麻鉱は、戦局の流れから頃合いを察し、正面から突撃を開始。
秦軍は、ついに3軍による突撃で紀彗軍本陣を追い詰めた。

王翦は、このように戦の流れによって麻鉱軍・楽華隊・飛信隊のどの軍も敵将の首を獲る本命になり得るように仕掛けを施したのである。

窮地に追い込まれたかのように見えた紀彗軍だったが、
満を持して動き出した麻鉱の前に、
なんと自軍本陣を離れて別働隊を率いた李牧が現れた。

麻鉱が李牧のその姿を認識するや否や、
李牧は麻鉱を瞬時に討ち取る。

まさに、一瞬の出来事であった。

李牧は、王翦が何かしらの仕掛けをしてくると察しており、
もしも秦軍に“隙”が生じればその時は自らが”一撃必殺の別働隊”となり、決して覆らぬ程に大局を趙軍へ傾けさせる決定打を打ち込もうと予め計画していた。

秦軍が紀彗軍に畳み掛けようとした一瞬の隙をつき、李牧は麻鉱を討ち取りに出たのである。

李牧の別働隊の存在をあらかじめ知らされていた紀彗は、戦局が一瞬にして自軍に傾いたことを察し、李牧によって麻鉱が討ち取られたという報を広める。

麻鉱の訃報が広まると同時に、戦の潮目は急変。
秦軍は逆に追い込まれるという一方的な流れに変わってしまった。

紀彗を討ち取ろうと本陣目前まで迫っていた信たちは、寸前のところで李牧にしてやられたことを知り愕然とするが、
信はすぐさま李牧のいる方へ向かって馬を走らせる。

退却途中だった李牧を目前にとらえた信だったが、中華最速の騎馬隊を有する李牧軍には追いつくことができず、奥から伏兵が出現したため深追いを断念。
しかしわざと馬の速度を落として信の前に現れた李牧に対し、
信は王騎から受け継いだ矛を李牧に見せつけ、必ずこの矛で首を取ると宣言する。

李牧は、無言で信の宣戦布告を聞いていたが、
直ぐに趙の伏兵軍が李牧の周囲を取り囲んで護衛についたため、飛信隊は退却を余儀なくされるのだった。

楽華隊がいる左翼まで退却した飛信隊は、
主の麻鉱を失って完全に戦意喪失し、趙軍に殲滅されかかっている麻鉱軍を目の当たりにする。

秦軍の誰もが、李牧がつくったこの流れを止めることはできないと諦めていた時、
蒙恬ただ1人だけは、麻鉱軍の立て直しを図ることを決意していた。

蒙恬は、麻鉱軍が練兵を重ねて個の力を鍛えあげ抜いた屈強な兵団であると理解し、
この軍であれば士気の回復次第で復活が可能であると確信していた。

蒙恬はまず第一に、麻鉱が存命であるとの虚報を流させることにより、例え半信半疑に思われようとも兵達の士気を一旦立て直そうと考える。

そして第二に、信と陸仙の武の力で乱戦の中で抗う拠点を作らせ、そこに麻鉱の旗を掲げさせることにより、
崩壊しかけていた麻鉱軍に復活の希望の兆しを見せつけた。
加えて第三には、麻鉱軍の中でしか知り得ない”麻鉱の言葉”を聞き出し、麻鉱からの言葉として全兵に伝えさせたのである。

「立って 戦え」
という麻鉱のいつもの言葉を聞いた麻鉱兵たちは、麻鉱の存命を確信して奮い立ち、
死線上にいる兵たちの士気は復活。

蒙恬は、復活した麻鉱軍本陣の指揮を執り、飛信隊を使って因縁の相手である馬呈軍を右外側へと誘い出す。
そして間髪いれずに左側に隠しておいた楽華隊本隊3000騎を投入し、一気に形勢を押し戻すため蒙恬自らも紀彗本陣へと向かって出陣する。



蒙恬による的確な指揮と軍略により、麻鉱将軍を失いながらも対戦初日を耐え凌ぐことができた秦軍。

蒙恬の活躍は、秦軍の誰もが認めるところであり、麻鉱兵たちもそのまま蒙恬の指揮下で動くことを望むほどであった。

かねてから蒙恬の戦術眼に一目置いていた王翦は、初日の蒙恬の活躍を認め、
引き続き麻鉱軍の指揮をとることができるよう、この戦の期間中限定として
”将軍”
の地位を与えるのだった。



そして2日目。
秦軍右翼では、亜光軍・玉鳳隊が初日と異なる配置で陣形を整えていた。

対する趙軍左翼も配置を大幅に変更してくる。
初日に猛威を奮った馬南慈軍の真後ろに、初日には影を潜めていた第3の軍・趙峩龍(ちょうがりゅう)軍がぴったりとつき、開戦と同時に亜光軍に向かって揺さぶりをかけてきた。

趙峩龍軍は、突然軍を旋回させて玉鳳隊を目掛け突撃をかけてくる。
趙軍の真の狙いが王賁の首であると察した亜光は、8000の兵を玉鳳隊へと回して救出に向かうが、自身は馬南慈と対峙。

趙峩龍軍・岳嬰軍に挟撃を受け、逃げ場を失ったかのように見えた玉鳳隊だったが、
ひとり冷静に戦況を眺めていた王賁には、巻き返しへの道筋が見えていたーーー。

 

* * *

 

49巻は、能力の割に今までなかなかメインのスポットを浴びなかった蒙恬の巻でした!

若手3人衆の中で、なにかと競い合う信&王賁に対し、蒙恬は実力は認められてはいるものの(3人の中で1番千人将への権利を得るのが早かったし)、以前はおじいちゃんである蒙驁の希望もあり、なかなか上には上がらせてもらえませんでした。

蒙驁亡き後も、5千将になった信や王賁に対して、蒙恬はまだ2千将だったり、、
まあ、手柄のタイミング的なものが大きかったという事情もあったのですが。

師・昌平君の策が振り出しに戻り、総大将・王翦に戦局の全権が委ねられることになった今、
各将の指揮力・判断力が求められるこの戦局へきて、満を持しての蒙恬ターンです!


蒙恬がメインの49巻ではありましたが、
戦場となる朱海平原とその周辺での初日の戦いも、それぞれ同時進行で行われました。

まずは右翼の王賁&亜光のところ。
李牧とともに匈奴を壊滅させた副官・馬南慈が王賁と戦り合います。
番陽ジィいわく、王賁の槍の腕前は、もはや中華五指に入るほどだとか。

なにやらたくらみを見せる趙軍第三の軍・趙峩龍軍は出陣せず、もったいつけて初日は王賁たちの動きを観察。

一方、朱海平原から南西の地で舜水樹の軍と戦う楊端和軍のところでは、
山の民軍勢が一方的に押し込んでいるように見えていましたが、
舜水樹が登場すると空気が一変。
舜水樹は、一部の山の民を捕らえて馬で引きずり回し、楊端和の眼前で見せしめのごとく惨殺したりして、めちゃくちゃ煽ってきます‥‥こやつ意外と残虐やな!!

舜水樹は、橑陽城へと端和様を誘い出し、
そこに縄張りを張る”犬戎”と戦わせる算段のもよう。

獣の皮を被った風貌の犬戎らは、趙の国が生まれる以前、かつての“周”王朝を滅ぼしたと言われる民族の末裔であり、
李牧らが手を焼いていた”匈奴”の原型の民族であるともいわれているとか。

そういえば3巻で、壁が山民族にまつわる伝承について信に語るシーンがありましたが、そこで初めて”犬戎”の話が出てきていました。

犬戎が周を壊滅させた後、中華は君主を失ってこの「春秋戦国時代」へ突入した、とあります。

何気に24巻でも、燕の劇辛率いる騎馬民族・”毒犬”が出てきたシーンで、彼らは犬戎の一族で構成されているという説明があったこともありました。
犬戎、恐るべき山民族としてちょいちょい登場しておりますな。
(この時は龐煖の前に瞬殺されておりましたが。)

 

そんな犬戎が自治する橑陽に関しては、実際趙もノータッチの領域みたいですね。
李牧だけは年に一回は訪れていたらしく、犬戎の王・ロゾの信用も得ているようす。

以前、合従軍編での蕞防衛戦の時、秦の大ピンチに山民族が駆けつけてくれましたが、
李牧は趙で匈奴という北の民族に手を焼きまくっていた経験から、まさか秦王が山民族と友好な関係を築いているなんていう予想が出来る訳がなく、見事出し抜くことができましたよね。

その匈奴の”元”となる民族が犬戎だとして、ペラペラと同じ言語を話す舜水樹の出自も気になるところ。
前巻では、”北の遺児”と言われておりましたね。

舜水樹は、慶舎亡き後に李牧の参謀としてよく登場するようになりましたが、匈奴に関わっているとなると、李牧との関わりはかなり長いものでありそうです。

犬戎らと話をつけた趙軍は、なんと初日で山民族をなぎ倒し、あたりを血の海に、、、!

血の海の中で、落ちる夕日をバックにたたずむ端和様は、めちゃくちゃお怒りのようす。。
このままで終わるはずがない。。
次巻以降での巻き返しを期待したいです。

そして今巻のメインとなる左の戦場ですが、
麻鉱軍と楽華隊が紀彗本軍をいい感じに押し込んでいたところ、王翦の命により派遣されたのが飛信隊!

紀彗必殺の別働隊として送り込まれた信たちでしたが、
対する紀彗軍は、黒羊戦の因縁の相手・劉冬軍の親衛隊が、飛信隊への怒りをあらわにしまくり!

特に仇である羌瘣 に対する憎悪は計り知れず、目を血走らせながら向かってくるのですが、
“劉”の旗に気づきながらも、守り子共々バヒ!ドザヒ!と斬り倒してゆく羌瘣 。。

自らにぶつけられる憎しみを受け入れつつも、自分の仲間を守るためには斬りまくらないといけない羌瘣 の表情がめっちゃつらそう。。
(そしてそんな羌瘣 の表情の暗さに気づく信。。)

容赦なく飛信隊が趙軍を蹴散らしながら突破を続け、楽華隊が紀彗の退路を断ちながら本陣への丘を駆け上がったその時!

信が目前に紀彗の姿をとらえたその時に!!

なんと全軍出陣の頃合いを見計らっていた麻鉱の前に、

!!李牧あらわる!!

あっという間に麻鉱の首を切り落としてしまいました!!

まさか李牧が独立遊軍として自ら刺客になるとは、、

一気に戦の潮目を変えてしまった李牧の行動に、同じく独立遊軍として送り込まれた信は呆然。

ここで金星あげて将軍になってやるぜ!と息巻いていた信は当然怒りと勢いがおさまらず、旗を隠して李牧を猛追!
なんと李牧に追いついちゃいました。

追いついたところまではよかったのですが、中華最速の馬を揃えた李牧軍には到底近づけず、趙軍伏兵の潜む林の中まででストップ。

あえて馬の速度を落として信と話す機会を作った李牧には、信に対して何か思うところがあるのでしょうね。
傅抵の
「思いの外(信の)評価高いんですね」
発言にも何故かノーコメントだった李牧。
李牧が信に対して抱く感情はどんなものなのでしょうか。。
このあたり知りたいところではあります。

しかし李牧、

「結局 最後まで あなたの刃が私に届くことはありませんよ」

と、
わざわざ馬の速度を落として危険を冒してまで信を煽るようなことを言うなんて、
この発言の意図はなんなんだろう‥‥?
煽ってるというよりも、諭しているような‥‥

言われた信は王騎の仇の1人でもある李牧に対して、
絶対王騎の矛で首取ったる!!
と堂々宣言しましたが、
ワラワラと現れる李牧軍伏兵たちの前にここでは退却。
李牧との直接対決は持ち越されることになりました。

‥‥そういえば、蕞以来の再会だった貂とカイネ、お互いをしっかり意識していましたね。

ここも複雑な感情でしょうね。

以前は、合従軍にほぼ間違いなく滅ぼされるであろうと思われた秦から、そうなれば貂を引き取ってやろうとしていたカイネでしたが、まさかの防衛成功で秦が生き残りました。

政の加冠の儀以降、国がまとまりを見せて勢いづいている秦は中華統一へと向けて走り出し、今回は逆の立場となって趙へと侵攻‥‥
貂はカイネを追い込む側となりました。

互いに実は思い合いつつも、一番大事な人は互いに自軍のボスなので、
ここはもう政がうまく中華をまとめるしか共存の実現はないですね。。
せつないところです。


さて、楽華隊にやっと合流した飛信隊でしたが、
突然麻鉱の首が飛ばされて現場は大混乱の最中でした。

参謀たちの首もしっかり落とされており、軍の指揮を執る者がいなくなった麻鉱軍の士気はだだ下がり。

流石の李牧はこれも計算の内としてキッチリ仕事をこなして立ち去っていたのです。

仕掛けた李牧をはじめ、信や貂もすでに麻鉱軍の立て直しは不可能であろうという軍崩壊の現状となっておりましたが、
蒙恬だけは命がけでこの状態から立て直す気でした。

初日のここで麻鉱軍がつぶれてしまうと、戦の勝敗を分けかねないほどの損失だと判断した蒙恬は、
意地でも麻鉱軍の士気をよみがえらせようと頑張ります。

的確な判断や指揮力だけでなく、スルッと麻鉱軍の懐に入ってまとめ上げられる人間力、麻鉱軍への理解と物腰の柔らかさと天性の人たらしスキルですっかり麻鉱軍を意のままに!

意外にも貂、そんなスーパースペック蒙恬の横顔に頬を赤らめておりましたよね!
蒙毅、ピンチやで!笑


そして、当然紀彗軍も立て直されては困ると馬呈軍を飛信隊へぶつけてきます。

800騎しか連れてきていない飛信隊とは戦力差がありすぎるので、ここはまともにやり合わず外側へと押し出していく方法で趙軍の隙をつくります。

正面からやり合おうとしていたアホ信(笑)を制するかしこい羌瘣 ちゃんがいたおかげでスムーズに蒙恬の策の意図は伝導し、
楽華隊本体を投入!
蒙恬本人も日没までボロボロになりながら奮闘。壊滅寸前だった麻鉱軍は持ち返し、息吹き返したー!

李牧が危険を冒してまで行った奇襲は、蒙恬のおかげでほぼ無に帰すことができました。

主である麻鉱を失った喪失感は計り知れないとはいえ、生き残った麻鉱軍は必ず仇を討つとまで士気が高まっているようす。

見事に軍の立て直しを果たした蒙恬の功績は、もともと蒙恬の能力を買っていた王翦に認められて、
なんとこのまま麻鉱軍を率いて戦えるように
“将軍”
の位へ格上げきたー!!

臨時とはいえ、ここに”蒙恬将軍“が誕生しました!!

その場にいた信は、衝撃と嫉妬のあまり、椅子から倒れる始末。笑

麻鉱が言っていたように、

🔴「我が殿の策はそう浅いものではない
戦は”流れ“だ
どれでも本命になりうる流れ
これが敵にとって最も恐ろしい戦局よ」

ということなのであれば、
信は李牧のせいで流れを止められて紀彗を討ち損ね、ほかの2軍も”本命”になり損ねました。
しかし、李牧の登場のせいで失った大損害(麻鉱の首)を最小限で食い止めるサポートの流れがうまくできたので、結果的に信たちが来たことで秦軍的に助かった部分はありました。

が、
「俺はこの戦いで”将軍“になる!!」
と息巻いて来た信にとっては、
見事将軍へ昇格した蒙恬に先を越されて肩透かし感半端ないですよね。笑
信、かわいそうに。。笑

あげく王翦から、左翼の役目は終わったから中央本陣へ戻ってこいとの命令が入り、
結局今回は手柄を得られずに中央本陣へと戻る羽目に‥‥

ちょっとそろそろ飛信隊が爆発するところが見たいものです。
なかなか焦らされますよね!!


そして、最後に王賁のところの右翼です。
2日目、
趙峩龍が王賁狙いで仕掛けてきました。

明らかに首を狙われている王賁ですが、
なんと王賁、

「大将軍の見てる景色」

が見えたもよう?!
蒙恬ともども、”きて“るのか王賁?!


そして信は、さらに2人に置いていかれるのか?!笑

 

次巻も楽しみすぎますー!


つづく。


【メモ】

⭕️山民族のメラ族に、巨乳美女がいる。

⭕️山民族連合軍のフィゴ王、端和様をつけ狙う。笑

⭕️鄴担当の桓騎軍、初日は特に問題なし。
雷土さん、意外と気にしいということが判明。

⭕️おまけマンガ
「仁と淡」

⭕️カバー裏 表紙側:狼と、信
裏表紙側:おまけマンガの続き