*ネタバレあり*
公開から丸1年が経ちましたが、遅ればせながら感想を記しておきたいと思います。
(しつこいですが)キングダムが好きすぎるあまり、イメージを壊したくなくて未だアニメ版すら見ることができない私ではありますが、
今回の映画化に関しては悩んだ末、ちゃんと映画館で観てまいりました!
その理由としては、
◉かつて映画製作に携わる仕事を目指していた原先生にとって、待望の映画化だったこと
◉原先生が脚本から関わり、ご本人から納得のいく出来だと太鼓判を押されていたこと
◉映画公開後の反響に、これはただごとではないぞと体感したこと
が後押しとなったのですが‥‥
やっぱり観るの緊張しました‥‥
過ぎてみれば映画化によってキングダムはちょっとしたムーブメントを起こし、新しいファンも増えて万々歳!
わたしもホントに観て良かったなと思っています。
今月(2020年5月)末には、いよいよ地上波でノーカット版が放映されるみたいですね。
よいタイミングなので、わたしが公開当時に観て感じたことや気に入っているシーン、原作との変更点などをパートごとに区切ってまとめてみました。
【キャスト】
※不躾ながら敬称略とさせていただきます。
信 ・・・山﨑賢人
嬴政 ・・・吉沢亮
河了貂 ・・・橋本環奈
王騎 ・・・大沢たかお
騰 ・・・要潤
昌文君 ・・・高嶋政宏
壁 ・・・満島真之介
楊端和 ・・・長澤まさみ
成蟜 ・・・本郷奏多
1:【オープニング〜政との出会い】
■概要と解説■
オープニングは、
木枠でできた檻のようなものに閉じ込められた奴隷らしき子どもたちが、馬車で平原の上を運ばれていくシーンから始まります。
揺られながら連れられていく貧しい身なりの子どもたちの中に、信がいました。
ちび信が檻の中からぼんやりと外を眺めていると、遠くの方から砂煙をあげながら近付いてくる軍隊が見え、
凄まじい数の隊の中に、ひときわ大きく目立つ男がいました。
なんと、この序盤で王騎登場です!
「おい あれ王騎将軍じゃねぇか?」
と御者の1人がつぶやき、信は檻にしがみついてその姿を目にします。
ちび信は大将軍・王騎のど迫力に圧倒され、その勇ましい姿から目が離せなくなり、木枠にしがみつき目をキラキラさせながら夢中で王騎を見つめます。
このシーンで、さっそく信の
"大将軍への憧れ・夢"
が生まれた瞬間が表現されていました。
原作では、漂から大将軍の存在を教わり2人で共に夢見ていくというような流れでしたが、
初っ端から実際に信に勇ましい王騎の姿を見せることで、信がなぜ大将軍に憧れるようになったのかがより分かりやすくなっていました。
そのまま信は里典(※集落の長)の家へ運ばれ、そこで漂と出会います。
原作では、戦争孤児だった信と漂を、役にも立たないのに連れて帰って来てと嫁に文句を言われつつ
「これも里典の仕事だから‥‥」と嫌々ながらも引き取っていた里典。
映画では、
「高い金出して買ったんだからしっかり働け」と言っていたことから、
信たちは労働力として買われた設定になっていました。
そして信は、漂よりこの下僕生活から抜け出すためのたったひとつの方法が"剣"だということを教わり、2人で日々激しい打ち合いを重ねていきます。
ここで幼少期時代から切り替わり、変わらず"仕合い"を続けて打ち合っている成長した信&漂が登場!!
信=山﨑賢人氏は、過去に10周年記念動画で見ていたのですんなり入ってきましたし、
漂=吉沢亮氏も、美形なだけでなく目力がすごく良かった。漂も政も目力が大事ですから!
絵面的にとても合ってる、
よかった。
とここで確信してからは、緊張していた心が収まって物語に集中することができました。
(そしてわたしはすでに、泣いてました!笑)
話を戻します。
日々打ち合っていた信と漂は、ある時側を通りがかった昌文君(=高嶋政宏氏)に出会います。
政にソックリな漂を見て驚いた昌文君は、ソッコーで里典の家に行ったようで、信と政が家に着くと既に漂の身請けの話が持ちかけられていました。
(ちなみに原作では昌文君は日を改めておりましたが、サクッとまとめられていました。)
漂は、信も一緒にと願い出るも却下され、
信と最後の夜を過ごします。
原作でも、ここの夜語りシーンはすごく好きなところでしたが、ほぼ完全に再現されていました。
そして漂が去り、信が1人修行に励んでいたある日の夜‥‥
血まみれで瀕死状態の漂が地図を手に持ち、信のもとへ帰ってきます。
漂は命尽き果て、死。(涙、、、)
信は漂から地図を託され、黒卑村へと走ります。
信が去った後、王宮からの追手が来るのですが、
ここは原作とだいぶ設定が変わっていました。
朱凶とともに左慈も村に来るとは!
左慈は、何が起きたのかと騒ぎを聞きつけて尋ねてきたモブ村人を容赦なく斬り殺します。
その上、
「自分たちを見た村人は全員殺し、村を焼き払え」
と命令して村中に火を放ちます!!
ひどい!!
城戸村、無くなったよー!!!
原作では、里典が漂の亡骸をそのままにするのは不憫だと同情するシーンや、
漂のことが大好きだった里典の息子・有(ゆう)が朱凶に立ち向かうシーンがあったりしましたが、
映画ではそのシーンはなく、里典に感情移入してしまうような表現は敢えて出されていなかったので、原作未読の方々にとっては(村が無くなったことに対して)さほど胸が痛むことは無かったと思われます‥‥
原作では、後日談としてケチな里典が漂の葬儀を盛大に行ってあげていたという描写があったり、
漂の墓参りは自分が大将軍になってからだと信が言ってたりしたものですから、村がなくなった以上は漂の墓も無いのか‥‥と映画上の設定に(無駄に)悲しむわたし‥‥
いやいや、むしろ省略されていたことにより、映画としてとても分かりやすいと思いました。
一方、黒卑村に着いた信は、野盗相手に情報を売って小銭を稼いでいた貂に出会います。
そして野盗を追い払って目的地に着いた信が出会ったのは、漂とソックリな顔をした秦王・嬴政(=吉沢亮氏)でした。
■ここまでの感想■
自分でも後で振り返って笑ってしまったのですが、多分まったく泣きどころじゃないところでボロボロ泣いていました。笑
山﨑賢人&吉沢亮両氏があまりにも信と漂になり切ってくれていて、
そこにまず感動したからです。
そして何より、映画が大好きで昔からずっと映像の仕事がしたかったという原先生の夢が叶った喜びはいかばかりかと思うと‥‥!!
原先生‥‥おめでとうございます!!
という思いだけで胸がいっぱいになり、
序盤はただそれだけで泣けてきました。笑
あと、信の表情がすごくよくて。
10周年記念動画での山﨑信を見るまでは、バラエティ番組などでイジられている姿などから彼に対して"残念イケメン"なイメージを勝手に抱いておりましたし(ほんとスミマセン)、
漫画の実写化担当的な立ち位置になりつつあった彼(主観でしたスミマセン)に、泥くさいツリ目の信は大丈夫か?
と恐れながらも心配していたものですが、
あの記念動画でかなり信のイメージを表現してくれていたので、
今回の映画化に至っては
いちファンとして割と不安な思い無く安心して見ることができました。
特に目から涙をこぼすのが本当に上手で、
信が漂に黒卑村へ行くように言われた時、
追手が来るから自分の亡き骸はされるがままにしてくれと言う漂に対して
「触らせねェし!!」
と返すシーンの目力とか涙のため方にすごくグッときて、もらい泣きしました。笑
そして漂&政役の吉沢亮氏もすごくよかった!
彼に持ってたイメージも山﨑氏同様で、
今までは少女漫画原作ものの実写版王子様⭐︎という認識だったのです‥‥。
しかしながらとにかく美男子でキラキラの目力がすごいので、配役を聞いた時にピッタリかも‥‥とすんなり納得できたのもまた事実。
漂の時は明るく柔らかい笑顔で、政の時は無表情ながら目でものを語るかのような演技分けをしていて、ちゃんと別人に感じられたからスゴいです。
続いて成蟜 (=本郷奏多氏) !
信が黒卑村へ走って行く時に咸陽のシーンが少しだけ差し込まれて成蟜 の登場シーンがありましたが、
あの拗らせた悪意のある笑みが成蟜 そのものすぎて、思わず笑っちゃいました!
以下、続きます。
◆
2:【朱凶・ムタを撃退 〜 山の民との出会い】
信・政・貂たち3人衆の場面と、王宮にいる成蟜 のシーンが織り交ぜられて展開していきます。
■概要と解説■
漂から渡された地図の目的地にいたのは、
漂と同じ顔をした秦王・嬴政でした。
信が、漂かと思って自分の目を疑い、何度も自分の顔を叩いたりして確認してるところが可愛かった。笑
信が状況を理解する間もなく、追手の朱凶が現れます。
朱凶の特殊メイク、不自然すぎずよかったです。
朱凶の話しぶりから、信は
漂が政の影武者として王宮に連れて行かれたこと、
政と間違われて漂が殺されたのだということ、
漂を殺したのは目の前にいる朱凶だということ
を理解し、双方に対して怒り狂いまくります。
まずは仇である朱凶を見事にやっつけ、
とりあえず追手から逃げるために黒卑村を脱出することに。
ここで道案内として小銭稼ぎをしようと現れた貂が合流。
貂は正体を明かすために顔を見せて、橋本環奈ちゃんが登場です。
一方、王都・咸陽では‥‥
王弟・成蟜 (=本郷奏多氏)が登場。
ホント目つきが素晴らしい!笑
そして成蟜 が竭氏(=石橋蓮司氏)とわちゃわちゃやってるところに王騎が現れ、偽物の昌文君の首を見せて何故か成蟜 に昌文君は死んだと虚偽の報告をします。
ここの大沢王騎再登場シーンでの
「ンフゥ」
がめっちゃよかった!
一方場面は切り替わり信たち一行ですが、
村に精通する貂の道案内のおかげもあり、無事に昌文君との合流予定地・穆公(ぼくこう)の避暑地へ到着します。
が!追手も待ってはくれず、
ベッサ族・吹き矢のムタと戦うことに。
ムタを何とか倒した信でしたが、ムタの放った吹き矢の毒がまわって気を失ってしまいます。
(※原作では、信は朱凶を倒した後で張りつめていた気持ちが切れて意識を失ってしまい、
政に背負われて穆公の避暑地へと辿り着くという流れでした。吹き矢の毒の描写も無かったですね。)
原作で、貂がムタの吹き矢をもらう流れがコミカルで、ムタが憎めないキャラとして印象づけられる名シーン(笑)がありましたが、
映画ではここはカットされており、いつの間にか貂はムタから吹き矢をくすねておりました。
そして穆公の避暑地で貂に解毒してもらった信が目を覚ました頃、
昌文君や壁が合流地へ到着。
2人から、王宮より脱出する際に王騎軍に道を阻まれ苦戦したこと、
漂が1人で囮になってくれたおかげで自分達が難を逃れられたことを伝えられます。
やっぱり漂は凄い奴だ、
と誇らしく思う信。
政の無事に涙する昌文君を見て、信は漂の死に対する怒りを昌文君にぶつけたい気持ちを抑えるのでした‥‥。
そのころ、王弟・成蟜 は‥‥
表向きの政陣営である呂不韋への対抗勢力として、軍をかき集めて咸陽へと集結させます。
ズラリと並んだ8万の軍勢は圧巻。
原作とはちょっと登場シーンが異なりましたが、
"低い身分の出でありながら剣と筆の才覚でのし上がった敦(とん)"を
身分や家柄がショボい奴は生きている価値無しと
ランカイに殺させるシーン(!!)は
原作と違わず成蟜 のヤな奴感を一気に増幅させられるシーンでした。
一方、成蟜 一派により国が割れることを危惧し、一刻も早く咸陽に戻りたい政。
暗殺されかけた政がこのまま帰ったところでまた命を狙われるのは明らかです。
何か手立てはないかと考えた結果、
美しく保たれていた穆公の避暑地を希望に、
400年前の穆公時代の盟を再締結させるため
"山の民の王"に協力を請いに向かった信たち。
しかし山の王に会いに行く途中で山民族たちに囲まれ、囚われの身となってしまいます。
一旦牢屋的なところに囚われてバジオウやタジフとからむシーンがある原作とは違い、
すぐさま信たちは山の王の前に連れて行かれます。
山の王は、400年前に勝手に同盟を絶えさせ民族共生の夢を潰えさせた秦国を許さず、信たちを殺そうとしますが、
政は現王として過去の愚行を謝罪。
政は、
秦の民と山の民と分けるからこそ諍いが起こるのであり、
中華もその構造は同じであると説きます。
国境を取り払い、争いを無くすために己が目指す"路"が
「中華の唯一王」
となることである、
と宣言すると、
山の王はやや関心を持ち始めた様子。
さらに政は、中華を統一するためには山の民の協力が必要であると説きます。
捕われていた信は、いつの間にやら漂と特訓済みの縄ぬけの術(笑)で縄をほどき剣を手にしますが(このシーンの信の身のこなしカッコ良かった)、
山の民の老人たちが積年の恨みをぶつけてくる中で放った
「無念無念って1番の無念は夢が夢で終わったってことだろうがよ
もしお前らが本当に死んだ奴のことを思うんだったらな
そいつらの見た夢を叶えてやれよ!!」
という信の熱のこもった弁舌が効き、
山の王の心を動かします。
どうでもいいところなのですが、
楊端和が政へ
「玉座奪還の際に王宮が血の海になるやも知れぬが構わないか」
と問い、
「そうやって奪われた 何の躊躇があろうか」
と政が答えた時の、横にいた信のドヤ顔がなんかウザかったです。笑
そして!ここで山の王は仮面を外し、
長澤端和様の登場です!
仮面のオッサンだと思っていた信たちは、山の王のあまりの美女っぷりに度肝を抜かれておりましたね。
見事山の民を仲間に引き連れ、ここからいよいよ咸陽へとステージがうつりますー!
■ここまでの感想■
貂、薬草を煎じて解毒薬をつくったり御馳走作ったり山の民の言語の通訳になってたりとか有能すぎかよ!笑
(※原作では、貂は山の民言語は分からない設定でした)
この山の民言語、映画化に当たってちゃんと一から作ったそうですね。すごい!
さて、漂の仇・朱凶をやっつけた信は、秦の王様・政と行動を共にします。
政と会ってすぐの信は、当然なのですがずっとブチ切れてますね。笑
道中、漂が政の影武者となったことで命を落としてしまった怒りをストレートに政にぶつけて怒り狂う信のシーンがありますが、
信の身になってみたら、本当に辛かったでしょうね‥‥。
漂が生きていたら、絶対に凄い奴になれたのに。
漂が影武者にされなければ、死ぬことはなかったのに。
という漂への無念がこみあげてきたのでしょう‥‥
怒りと悲しみの感情が爆発し、その原因となった政をボコボコに殴りまくりました。
でも、
漂は影武者にされることを自らのチャンスだと受け入れていたし、
下僕の漂にしてみれば、降って湧いた段飛ばしで夢に近づける道筋であるこの大役の、その先にある可能性に賭けたいと思っていた。
政が言うように、漂はただその賭けに負けただけ‥‥
そしてその夢を漂は信に託した。
政が信に言った
「これから先はお前の路だ
お前の前にはふたつの道がある
奴隷の生活に戻るか
薄弱の王を救け修羅の道を行くか」
という言葉の中にある"道"は、
漂がもたらしてくれたものであるからこそ
このシーンは胸にくるものがありました。
穆公の避暑地で昌文君と合流出来た時、
信が昌文君を見つけて
「オイ 漂は死んだぞ」
と話しかけるのですが、
昌文君は信をスルーするシーンがあります。
ここは原作でも信に感情移入してしまい、無視する昌文君にムッとしてしまうのですが、
昌文君は何より政の無事な姿を確認しての安堵で感極まるあまり、それ以外のことが眼中に入らなかったのでしょう。
涙を流して喜び、命をも差し出す覚悟で自身の至らなさを詫びる昌文君の姿を見て、
信は口を閉じます。
信にとっての漂の存在と、昌文君にとっての政の存在は同等かそれ以上のものだと理解したのでしょう。
信の気持ちが胸にしみてくる、
ここは地味にわたしが好きなシーンです。
‥‥つい原作愛を語るだけの感想欄になってしまいましたスミマセン。
あっ、昌文君・高島さんの「ぐふぅ!!」、よかったです!
(どんなふうにこのセリフ?言うのかなと気になってました)
さてさて、成蟜 登場の王宮シーンでは、大沢王騎が再登場しました!
‥‥実はわたくし、王騎だけは初登場シーンでどことなくコスプレ感を感じてしまい(ホントすみません!)、
しばらくちょっとドキドキしながら観ていたのですが‥‥
そこはさすがのベテラン大沢たかお氏、ここのシーンで発した
「ンフゥ」
のひとことで、すんなり王騎がわたしの中でなじみました!!
あの王騎のセリフ(?)、本来めっちゃくちゃ難しいと思うのです。
大袈裟と思われるかもしれませんが、ここですっかり大沢たかお=王騎に見えました。
ベテランはやっぱりすごいな!
ただでさえあの見た目なキャラだけに、改めてホントにめちゃくちゃ難しい役ですよね?!
‥‥という感じで、初見で心配していたコスプレ感もすっかり消え去り、安心して見入ることができて一安心。
原作では、王騎の存在はこのあたりではまだこの人何者?何のために昌文君死んだとか嘘言ってんの?と謎だらけの人物でしたが(※詳しくは本編の過去記事をご参照ください)、
映画では、冒頭で信が小さい頃に出会った(偶然見た)"何かスゲー大将軍"という登場を済ませているおかげで、誰なんやコイツ感は無かったと思います。
あと、成蟜 がランカイに敦を殺させるシーンは、改めて成蟜 のクソ野郎っぷりが分かりやすく出ておりましたね。
ここはアメトーーク!!でも取り上げられていた名シーンです。
政がなぜ弟に玉座を狙われているのか、その背景もこのシーンのおかげでとてもわかりやすい。
異母兄弟で、舞妓を母に持つ政と、名家の出の母を持つ成蟜 。
"血筋"が劣る政が王の座についていることが許せず、自分の方が王にふさわしいと信じています。
ところで朱凶の特殊メイクは違和感なかったのですが、ランカイは結構マンガ感を感じてしまいました‥‥
まあ原作の設定が"珍種の猿"ですもんね‥‥
これ猿なの?!って読んでてびっくりしたことを思い出しました。笑
さてさて、信たちの方はいよいよ山の民のホームへ!
原作未読のまま事前情報も持たず初めて映画で観た方々は、仮面の下からいきなり美しき長澤まさみ嬢が現れてビックリしたのではないでしょうか。
その仮面、声こもり過ぎやろ!とツッコミつつ、笑
端和様の登場で一気に画面が華やかになりましたね。
ちなみにわたしが個人的に勝手に抱いていた端和様のイメージの女優の方は別にいたのですが‥‥まさみ嬢、美しかったですねー。
見事日本アカデミー賞も受賞されてました。
おめでとうございます。
ちなみに山の民名物(?)、コリーン老人たちも再現度高かった!笑
あとでクレジットを見たら、「黒長老」「白長老」となっていました。笑笑
見事に山の民を仲間にして、
いざ咸陽へ!
後編へ続きます。