キングダム 59巻
*ネタバレあり*
しばらくバタバタとしていて59巻をなかなか読み返せなかったのですが、
やっと最近落ち着いたので記事をまとめるにあたり読み返してみると、
改めてひとつの節目となる巻だなぁと胸にズシリときました。
前巻からこの59巻が出るまでの間になんやかんやと()ありましたし、
いろんな意味で心配していたはずの今巻はめちゃくちゃ面白かった!
まずはあらすじからまとめていきたいと思います。
【あらすじ】
15日間にわたる戦を制し、趙国・鄴を陥落させた秦軍。
各戦場で死闘を終えた秦軍の兵士たちは、兵糧が尽き果てる中食糧を求め、命からがら鄴を目指し集まっていた。
しかし鄴の周囲は李牧が完全に監視しており、橑陽にいる楊端和軍からの兵糧の補給線を断たれていた秦軍は、完全に趙国のど真ん中で孤立していた。
李牧は秦本国からの唯一の補給線をも断つため、趙の玄関口にあたる列尾周辺の監視を強めており、
また、列尾の手前に流れる黄河からの水路ルートにも抜け目なく水軍兵を準備することで完全に秦軍の補給線を防いでいた。
その頃、李牧は趙王の命を受け現れた王直属の兵により、至急邯鄲へ戻るよう伝えられる。
秦軍を飢餓へと持ち込み、鄴を取り戻すまで待ってほしいという李牧の訴えもむなしく、李牧は敗戦の咎を受けるため手錠をかけられ、邯鄲へと強制送還されることに。
李牧はわずかな胸騒ぎを感じつつも、舜水樹に全てを託し鄴を去るのであった。
黄河の岸では、秦軍の持つほぼ全ての水軍が舜水樹によって沈められていた。
これにより、秦国から補給された兵糧は全て無に帰されてしまう。
一向に届かない兵糧を鄴城内で待ち続ける秦兵たちの体力は、空腹により限界を超えはじめていた。
表情は暗く身体は痩せ細り、最早死を待つのみという状況の中、突然鄴城内へと大量の兵糧が運びこまれる。
歓喜する秦兵たち。
秦軍が半年間は食に困ることがない程のすさまじい量の兵糧は、なんと斉国から届いたものであった。
驚くべきことに、王翦は開戦前から昌平君を通して斉王に倍の値をつけて食糧を買い取り、斉国からのルートで黄河の水路を経て鄴へと届けるように手筈を整えていたのである。
邯鄲へと向かう李牧が王翦の手回しに気づいた頃には時既に遅く、舜水樹たち趙軍は鄴に運びこまれる斉国からの兵糧を差し止めることが出来なかった。
これにより、秦国の鄴攻略は確実なものとなる。
咸陽にいる政のもとにも吉報が届き、一同は喜びに沸くのであった。
◆
趙国の領土のうち鄴・列尾・橑陽の地を攻略することに成功した秦軍。
各地の地盤固めを行うために本営から続々と兵が補充されたことにより、ようやく落ち着いた飛信隊は咸陽へと凱旋する。
華々しい歓迎でもてなされた信たちは、それぞれ武功に合わせた褒賞を受け取り、新しく建てられた信の豪邸で盛大な宴をひらき、各々の家族共々賑やかな時を過ごした。
そして鄴攻略の大戦から5ヶ月が過ぎ、論功行賞が執り行われる。
信は事前に政より「姓」を与えられ、
「李信(りしん)」
と名乗るようになっていた。
第一功の特別大功は、総大将の王翦に。
鄴攻略のための拠点で各地の責任を担った桓騎と楊端和にも、王翦と同等の特別大功が授けられる。
そして玉鳳隊・王賁、楽華隊・蒙恬と信は、"李信"として第一等の特別功を授かり、3人は見事"将軍"に昇格するのだった。
飛信隊は信が率いる1万の軍と、副長・羌瘣 が率いる5千の隊を合わせて1万5千人の大所帯となったのである。
新しい「軍」となった飛信隊は練兵を重ね、翌月再び鄴へと出陣する。
◆
一方趙国では、運命が大きく狂おうとしていた。
鄴の敗戦の咎を受けた李牧は投獄され、処刑実行の日を待つのみの身となっていた。
李牧が斬首刑になると聞きつけた舜水樹らは、悼襄王を殺してでも李牧を助けるという覚悟を持って邯鄲で武力行使に出、内戦状態となる。
カイネは李牧の居所を必死で探すも、誤情報に振り回され李牧のいる牢屋までたどり着けずにいた。
囚われの身となっても李牧は秦の侵攻を抑えるための戦略等を言付けていたが、
王の側近・郭開は全ての伝言をもみ消していた。
李牧を信頼する趙太子・嘉(か)は、父・悼襄王に対し懸命に李牧処刑の再考を訴えるが、
決定を覆す気が一切無い悼襄王は全く聞く耳を持たず、嘉の耳を食いちぎる。
そして李牧処刑の前日。
この日に至るまで地下牢を探し回った舜水樹やカイネ達だったが、とうとう李牧を見つけることが出来なかった。
舜水樹は、処刑日当日に李牧救出の作戦を立てる。
一方、李牧処刑の手筈を郭開へ一任し、いつものように桃泉殿で少年たちと戯れていた悼襄王だったが、
湯の中で酒を飲んでいる最中に突然激しく吐血する。
胸を押さえもがき苦しむ悼襄王は医師を呼ぶように少年たちに命じるも手を差し伸べる者は誰も無く、
悼襄王は体中から血を吹き出し、そのまま絶命してしまう。
悼襄王の急死の報は瞬く間に趙国内に広まり、
王宮内は大混乱となる。
しかしながら悼襄王の急死を不審に思う者も多く、李牧派一党が毒殺したのではないかと疑う者たちの声で王宮は騒然としていた。
混乱の中、太子・嘉は国の建て直しを図るため
いち早く立ち上がる。
実権を手にした嘉はその日のうちに悼襄王によって地下牢に封じられていた賢人たちを解放。
李牧を含め、朝廷の要職を務めるべき国士たちが表舞台に復活することとなり、
秦との鄴での戦の時ですら動かされることの無かった邯鄲の王都軍が大挙して動き出す。
嘉が実権を握ったことにより趙の中枢は正しく機能し始めたことは、
鄴を拠点として邯鄲陥落を狙っていた秦国にとっては大きな誤算であった。
王翦は邯鄲陥落の作戦を一旦練り直すため、一旦後退することを決断する。
◆
太子・嘉が李牧たちとともに国の再建を急ぐ中、
悼襄王の死後雲隠れしていた郭開が突然王宮に姿を表した。
郭開は、英書記官を引き連れて来ていた。
英書記官は、悼襄王の死の半日前に王から呼び出されており、王の言葉通りの「遺言」を記したと話す。
内容を察した李牧に、緊張が走る。
そして英書記官が読み上げた遺書の内容は、
「次の王位を太子嘉ではなく
末子の遷(せん)に継がせるものとする」
というものであった。
悼襄王の遺書の内容が明かされ、激震が走る趙王宮内は再び大混乱。
嘉に比べて末子・遷は素行が悪く、侍女を馬がわりに足げにするような暗君であった。
遷の庇護者となり再び実権を手にした郭開は、
嘉が解放した賢人たちを一族残らず皆殺しにする。
そして嘉と李牧の首を取らんと次々に追手を送り込み、李牧は嘉を逃すために邯鄲を脱出する。
郭開の追手の猛追をかわすことは厳しく、逃げ延びた李牧の一団は半数の数になってしまう。
しかし李牧本人やカイネの奮闘もあり、
何とか城外に待機していた馬南慈の中隊と合流し
嘉を李牧の縁がある城・法紹へと逃すことができた。
逃げ延びることができた嘉だったが、
これからの王宮の未来を嘆き絶望し、心の底から李牧に詫びる。
李牧の表情は暗く、また舞台が整うまでどうか気を強く持つようにと嘉を励ますことが精一杯であった。
李牧は嘉と別れ、カイネたちと野営地にて夜を迎える。
馬南慈・傅抵の無事が確認でき、彼らのいる位置まで戻り合流するためだったが、
嘉を無事に逃がすまではと気を張りつめていた李牧は疲弊が極限にまで達していた。
嘉が王位を継承することは恐らくもう無理であろうと絶望する李牧のそばで、
カイネは涙を止めることができずにただただ寄り添うのであったーーー。
* * *
今巻は、李牧が気の毒でかわいそうでなりませんでした。
ラストの、李牧の背中とカイネの涙に胸が詰まって切なくなり‥‥。
最後の最期まで、悼襄王はクズでしたね‥‥。
順を追って感想をつづっていきたいと思います。
さて、まずは前巻からの兵糧問題。
王翦の驚くべき解決方法とは、
なんと斉国からの救援物資の買い付けでした!
開戦前に王翦が昌平君に頼んでいたアレ、
(46巻参照)
何だったのかと気になりつつもあまりにも出てこないもんだから、意味深だった割に偽俵(序盤の)のことだったのかな?とか思ってました(そんなわけない笑)。
王翦&ヘビ王ナイス!
しかし尾平とか飢え死に寸前で頬がこけまくってすごいことになってましたね。
こっちまで飢餓感が伝わって、斉から食べ物が届いたあとの料理がめちゃくちゃ美味しそうに見えました。
さて、たっぷりの食糧を得たことにより秦の鄴攻略は遂げられ、あとは王都の邯鄲を落とせば趙国ゲットです。
しかしながらそんな簡単な話ではなく。
邯鄲の首元まで迫ったとはいえ、
媧燐も言っていましたが秦は"陸の孤島"状態。
邯鄲の兵を動かせば趙の真ん中に秦軍を閉じ込めて完全に孤立させることだってできるし、
何よりも趙には中華最強ブレーン・李牧がいる。
そもそもこの戦争自体、李牧が開戦前に
マジ正気かお前らは!!と咆えていたほど、
秦が仕掛けた奇策中の奇策は無謀すぎる戦だったはずなのです。
それに秦に鄴を落とされた後も、李牧を現場から引き戻さずに指揮を執らせていれば、黄河からの別ルートの存在に気付いた李牧に斉からの兵糧は止められ、
鄴にいる秦兵たちを餓死にて全滅させられたかもしれないのです。
でも鄴は落ちたし、
斉からの兵糧も届いた。
邯鄲の兵は動かなかったし、
李牧の声は消された。
全ては
"趙の王が、悼襄王だったから"
ということに尽きる結果となりました。
なるべくしてなっている。
皮肉にも李牧が以前から使う言葉ですが、
なるべくしてこうなってしまったのですよね。
そしてクソ愚王の手足となっている側近・郭開は、牢の中からでも必死に防衛策をひねり出す李牧の声を全てつぶして前線の武将に伝えることもせず、
近隣国である魏や燕へのサポート依頼も怠り、
趙王都圏の玄関口・列尾で秦軍(騰軍4万!)を食い止めている舜水樹・扈輒将軍のところに援軍を出すこともしなかった。
そこに趙の列尾組としては最悪なタイミングで李牧処刑の報せが届き、舜水樹は怒り狂います。
扈輒将軍は李牧を救けに邯鄲へ戻ることに。
遅かれ早かれ奪われてしまう王都圏南側のエリアは秦にくれてやり、
北側エリアに趙の兵力を密集させる、という算段も含みつつ、扈輒将軍は列尾をあえて捨て、騰は戦わずして列尾を落としました。
さて、秦の方は王都の玄関口・列尾をおさえたおかげで、補給ライン確保です!
順調に橑陽・鄴周辺エリアに秦人をどんどん移住させていき、趙の地に根を張っていきます。
そして鄴が落ち着いてやっと国に帰ることができた信は、論功行賞でついに将軍昇格!!
信将軍!!誕生!!
鄴編長かったし、信は手柄あげまくってたのでわたしは心の準備が出来すぎており、あまり感動はしなかったのですが。笑
ともあれ、おめでとう!信!!
そうそう、信に姓がつきました!
1巻からの謎で、信の姓がなぜ「李」なのか、
気にしていた読者も多かったと思います。
わたしもそのひとりで、うちの家族間での推理では、いつか趙を落とした時に李牧も秦人となり、信と養子縁組するんじゃないか?
などと話していました。
そう、李牧の「李」と予想していたのですが、
まさか
「すもも」
という意味だったとは!!笑
意味は無いようなもので、漂がたまたま思いついて自分の姓にしたようで。
そして信は漂と同じがいいーと言ってそれを選んだだけ、という結論でした。なんと!
というわけで信の姓にめちゃくちゃ意味があるとずっと思い込んでいたわたしは、ちょっとだけずっこけたのでした。笑
さてさて話は変わります。
悼襄王、衝撃の最期です。
趙が落ちる前にまさか退場するとは、びっくりしました。
元々前から自分は体が弱いとは言っていましたが、毒盛られてましたよね?!
上から下から血がブシャーと吹き出し、医者を呼べともがき叫ぶにもかかわらず、
風呂場の子どもたちは素無視で
哀れにもそのまま悼襄王は死んでしまいました。
風呂場キッズたちは酒に何か盛られていたとは知らなさそうでしたが、死にゆく王を見下ろしながらのクスクス笑いが不気味すぎました。
とはいえ普段からあんなことさせられてたら、そりゃ心死ぬわな‥‥。
さて、黒幕を考えた時に、
普通に考えたら悼襄王が死んで一番得をするのは李牧一派(嘉太子推し)です。
悼襄王がいる限り李牧は処刑されるし、国も救われない。
悼襄王が死ねば、唯一の国の希望である太子・嘉が実権を得て李牧は確実に解放される。
よって李牧一派が疑われるのが普通です。
悼襄王本人はさすがに半日後の自分の死を悟っていた訳ではないと思うのですが、
何かしらを察していた様子はありました。
嘉が李牧の処刑を再考するよう懇願しに来た時、耳を食いちぎって追い返した後、
いつものように郭開を呼ぶのではなく、その前に英書記官を呼び遺書をしたためて。
この時遺書の存在を知っていたのは、英書記官と江姫だけのはず。
江姫が実は悼襄王のことをウザく思っていて嘉のことも気に入らなかったところ、
悼襄王が突然遷に後を継がせるという遺書を書かせたので、
しめたと思って自分にソックリな遷を早く後継ぎにしたくて毒を盛ったのか?と
まずは思いました。
疑われるのは真っ先に李牧一派だということがわかり切っていますし、江姫ならば毒盛りチャンスはいくらでもありますからねー。
でもこれまでに江姫がそこまでする背景(遷を溺愛する様子だったり嘉との確執だったり)が描かれていないし、彼女たちの関係性の詳細は描かれてこなかったので、王殺しの動機がちょっと弱い気もするのですが‥‥(見落としてるのかな‥‥)。
ただもうひとつ気になったのは、
李牧の処刑の報を聞いた時の舜水樹が死ぬほど怒り狂っていて
「王を殺してでも李牧様を助ける」
と言い切っていたことと、
李牧公開処刑の当日に救出する作戦を立てていた時に舜水樹の目(176ページ最後のコマの)がヤバかったことが引っかかったので、
カイネら仲間内にも黙って舜水樹の独断で悼襄王の暗殺を仕掛けたんだろうか‥‥とも思いました(王宮にどうやって入るのかとか、裏の人脈あったんだろうかとかは疑問ですが)。
どっちなんだろう。
ただ、悼襄王が用意していた遺言のせいで、結果的に嘉が実権を行使できたのは一瞬でしたが。
ここからの展開はめちゃくちゃ気の毒でしたねー。
嘉も李牧もカイネもめちゃくちゃかわいそうでした。
悼襄王の悪政に耐えて地下牢で我慢していた賢い人や偉い人たちも、満を持して解放されたかと思いきや一族ともども始末されてしまうことに‥‥。
そして嘉の後ろ盾は何も無くなり、新王・末子の遷はなんと悼襄王を上回る暗君になるであろうとか‥‥そんなことってある?!
絶望して李牧に頭を下げまくる嘉が心底気の毒すぎます。
そしてラストであの李牧が、
「‥‥さすがに
ちょっと
疲れましたね」
と‥‥
カイネにうなだれた背中を見せるなんて!!(涙)
そしてもうちょっとだけそこにいて、と弱音まで‥‥!!
ブワッと涙が溢れたカイネにわたしももらい泣きしそうになりました。
これまで悼襄王に幾度となく冷遇されようと、嘉太子の時代がくることを唯一の希望だと思って頑張ってきた李牧にとって、
完全にその光が断たれたことはいいようもない絶望だったのでしょうね。
夜が明けたら、カイネや部下たちを不安にさせないように李牧はまた仕切り直すと思いますが、
どう落としどころをつけるのかがとても気になります。
今巻はすごく読み応えがあって面白かったので、次巻は60巻、区切りの良い感じになるといいなと期待します!
最後に、、、
本文に書こうかどうか迷ったのですが、
キングダムファンならば多かれ少なかれ気になったのではないかと思われる例の報道について。
こんな弱小個人ブログとはいえ、万が一にも原先生の目に入って何かしらの部分で嫌な気持ちにさせてしまうことになったら嫌だな‥‥万が一にも‥‥と恐縮しつつ、
まわりの色んな人に聞かれたこともあったので
言葉選びに気をつけながら少しだけわたしの感想をお話ししたいと思います。
こういった騒動(?)が起こった時、
「その人個人と作品は別」
という考えがあるかと思いますが、いち創作物として考えた場合にわたしは完全に別だとは思いませんし、思えません。
でも逆に、完全に同じだとも思わない。
すごく好きな曲や絵や物話や映像なんかを見つけたら、わたしはそれを作った人はどんな人なのかということにすごく興味を持つし、その人の背景を知りたいと思うタイプの人間です。
なので大好きな漫画の余白ページの作者雑談コーナーなどは大好物ですし、くまなく読んで勝手に親近感を持ったり、自分とは全然違うわと尊敬したりと作者像をふくらませて喜び、おかげでいっそうその作品を楽しむことができます。当然キングダムもそうでした。
なので、漫画の世界外から生じた今回の例の報道は、わたしにとってはあまり嬉しくないニュースでした。
その人の背景を知りたいと思うタイプと言いつつ、どちらかと言えば知りたくなかったニュースでした。笑
なぜなら良い、悪いの話ではなく、間違いなく作品を読む時に図らずとも無意識に影響してしまうからです。
その後自分でも読んでいて無意識にチラつくことがあり、まずいな、と思いました。
そんな自分を残念にも思いました。
たぶん好きすぎるからだと思います。
イメージって本当に怖いな、とつくづく思いました。
言うなればどんな作品も要はイメージの産物だともいえます。
つくりだす人間は正真正銘生身なのですから、数えきれないほど多くの読者の、勝手な各々のそれをたったひとりの作者に求めるのは酷ですよね。
いちファンとしては勝手に色々思いましたが、
今巻の余白が多いあとがきページをみて、
先生にも色々思うところがあったのだなと
なんとなく感じた次第でございます。
ちなみに‥‥
鄴編が長すぎたことに言及してくださっていたのは、ありがたかったです。笑
何はともあれ、これからもずっと面白いキングダムを読み続けていきたいので、
わたしは自分が面白いと思う限りずっとずっと応援していきたいと思っています!
少しといいつつ、大分長くなってしまいましたが
エラそうなこと言って申し訳ないです。
でもできれば例の件の続報は、もう聞きたくないかな。笑
それでは、また60巻にて。
【メモ】
⭕️信、大豪邸を手に入れる!
⭕️58巻の信が一旦死んだやつ、"仮死状態"という表現に。(131ページ:蒙毅談)
⭕️渕さん、信と羌瘣 がイチャコラしていると誤解する。笑
⭕️飛信隊の咸陽凱旋で、花束を持った松左ファンの存在を羨み、去亥の霊が尾平に金縛りをかける。笑
⭕️楽華隊の新副長・愛閃(あいせん)
名前‥‥愛がひらめく‥‥
‥‥女の子みたいな顔ですね。
⭕️【飛信隊組織図】
●将軍:李信(10000)
●副長:羌瘣 (5000)・渕(1000)・楚水(1000)
●千人将(各1000):岳雷(黒飛麃)・我呂(赤飛麃)・那貴・田有・崇原(歩兵長)
●五百人将(各500):田永・沛浪(副歩兵長)・竜川
●二百人将(200):澤圭
●百人将(各100):竜有・尾平・中鉄
●軍師:河了貂(護衛・伝令兵100)
●弓部隊(800)
●偵察部隊(100)
尾平が大出世した!
澤さん何気に唯一の二百将。
⭕️おまけマンガ:「輪虎物語」続き
⭕️カバー裏:表側なし 裏側:すもものイラスト