キングダムが好きすぎて。

キングダムが好きすぎるあまり、自分を落ち着かせるためにまとめました。

【王弟の反乱】背景の整理

*ネタバレあり*


3巻に進む前に、ちょっと整理。

登場人物が多く、王宮内の派閥とその背景を備忘録としてまとめておきたいと思います。


◆そもそもの反乱の背景◆

●主謀者 : 政の弟•成蟜(せいきょう)
+秦国左丞相•竭(けつ)氏

●動機 : 身分が低い者が大嫌いで、王家の血筋を
重んじる成蟜は、腹違いの兄で身分の低
い舞妓の母から生まれた政が王座につい
ているのが許せない。

●目的 : 上記の理由で、とにかく政を王座から
引きずりおろしたい。

●手段 : 左丞相である竭氏に、反乱が成功して成
蟜が王になった暁には、竭氏に国を
任せるとそそのかし、取り込む。

●反乱のタイミング : 政の庇護者である秦国右丞
相•呂(りょ)氏が隣国へ遠征に出たのを機
に。

王弟側は呂丞相が遠征中のタイミングを狙って反乱を起こした訳ですが、
反乱後、援軍を求め、遠征先から戻るように呂丞相に知らせた政側の使いの者は、全て呂丞相によって殺されてます。

表向き政の庇護者であり味方であるはずの呂丞相は、
自らが遠征中に政が暗殺されれば、次の国の実権者は自分だという腹の底だと
政や昌文君は読んでいます。

つまりは、現在の政は全くの孤立無援状態。

そこで、一縷の望みに賭け、大昔に秦国と交流のあった山民族とのコンタクトをとろうと試みるのでした。



◆秦国•王位継承の歴史◆

キングダムを読み進めていると、地味に気になるのがキャラ達の年齢。物語の中で数年経過したりして成長するので。これも備忘録としてその都度メモしておきたいと思います。

そして王位継承の歴史。
王もたくさんでてきてごっちゃになります(笑)


●政 : 13歳で王位に。1巻で王位に就いたのは
「去年」と言っていることから、この時点で
の政は14歳であることがわかる。

荘襄王(そうじょうおう) : 政の父。20人兄弟の
末席にもかかわらず、呂氏の莫大な賄賂で
王位に。3年で死去。

●考文王 : 政の祖父。在位3日で死去。

●昭王 : 政の祖々父。「戦神」と呼ばれ、生涯を
領土争いに捧げた。王騎将軍が仕えていた
時代の王。


昭王は、今後も昔語りでよく名前が出てくるので覚えておきたいところ。


では、次からは3巻感想に続きます。